法律事務所からの債権回収手紙、電話番号が異なる場合の対応は?
実在する法律事務所から、債権回収の手紙が届きました。手紙には法律事務所と担当弁護士、問い合わせ先の電話番号が書かれていました。ホームページで検索したところ、法律事務所は実在し、所属弁護士の氏名もありましたが、電話番号が違っていました。問い合わせはした方がいいのでしょうか?
明確な回答は出来かねます。
実在する法律事務所や弁護士を騙った詐欺のケースもあります。
他方、手紙の名義は法律事務所・弁護士名であるものの、連絡先は債権回収会社のコールセンターであるケース(弁護士会でも名義貸しではないかと問題視する声がありますが、実際に行っている法律事務所・弁護士が存在します)もあります。
日弁連のホームページで検索された法律事務所・弁護士の番号にかけて確認をされるというのがよいでしょう。
実在する法律事務所の場合、電話番号が異なる理由として違う回線を債権回収チーム専用ダイヤルとして引いている例や、担当事務直通回線を引いている例等があります。
心当たりのある請求であれば、日弁連の弁護士検索及びウェブサイトで表示されている法律事務所の電話番号に架電の上、取引履歴の送付をお願いするとよいでしょう。