空き家を他人に貸す際に気を付けるポイント

築50年以上の古い空き家が母の名義であります。母が修繕費をかけたくないので近所の方に賃貸で貸し、建物はその方の名義とする。土地は母名義のままにする。とのこと。契約は20年ほどでそのあとに建物は返却してもらうとのことですが、私は土地と建物の名義が異なるとあとで問題がおこると感じています。また母は75歳でうまく丸め込まれてしまうのでは?と心配です。気を付けなくてはいけないポイントをどなたかご教示いただけますでしょうか。

建物の名義を賃借人とする、すなわち所有権の移転登記をしてしまうと、それを悪用して建物を転売されてしまう危険性があります。
また、契約期間の「20年」とは、所有権を時効で取得することが可能となる期間と一致します。よって、建物あるいはその敷地を奪われてしまう危険性があります。
以上より、詐欺が疑われる事案です。
この契約は取りやめることをお勧めします。

ありがとうございます。大変助かります。やはり当たり前ですが、先方が有利なケースで進められていますね。少し考え直すようにします。