借金800万の債務整理で月返済額を減らす方法は？
30代です。
主に若い頃のギャンブル、浪費癖からの自転車操業返済で現在借金が800万弱あります（月返済20万程）。給料20万まるまる返済に充てている状態ですがなんとか立て直したくて債務整理を考えています。
月々返済に充てる額をできれば15万内くらいまで下げることができないかと思っているんですが無理そうでしょうか？
結婚していて、生活費などは妻が負担してくれているのですが、子供も増え、なんとか自分も生活費を用意できるようになりたいです。
任意整理では元本を減額することは困難ですので、自己破産か個人再生（裁判所を通じた法的整理）を選択することになるでしょう。借金の額からみれば自己破産が望ましいと思いますが、浪費ということであれば個人再生も検討できるでしょう。個人再生の場合、目ぼしい財産がなければ160万円を3～5年で分割払することができます。いずれにせよ、地元の運用基準に詳しい弁護士へ相談・依頼した方がよいと思います。
破産の場合にはギャンブルや浪費などがあるので免責不許可になる可能性が高いです。そこで、ギャンブルなどでも可能な小規模個人再生を取ることにより、借金を大幅に減少させることができます。
それであれば月々の返済も大きく減少します。
また、任意整理についても、分割回数増や将来利息カットなどをすることができます。
生活に影響があるでしょうから、至急、最寄りの弁護士と【直接】面談し、対応してもらった方が良いと思います。
破産管財人業務も行っている弁護士です。
お困りのことと思います。
私としては、できるだけ、自己破産を検討すべき事案のように思います。
「子供も増え」とありますので、これから教育費・学費等もろもろの負担も増えることが予測されます。
そうすると、現在ある借金は帳消しにして、一から再スタートを切れるようであればそれが一番良いように思います。
たしかに、ギャンブルや浪費は免責不許可事由に該当しますが、多くの事案で裁量免責という形で免責され、借金は帳消しとなっています。
免責が許可されないのは、犯罪が絡むような事案（横領）など、よほど悪質なケースに限られるのが現状です。
無理な任意整理や再生計画は結局、将来的に生活が行き詰まり計画がとん挫することになりかねませんので、
弁護士とよく相談して、方針をお決めになることを願っております。
職種や家族の理解、自宅の有無等の事情を踏まえて、可能であれば自己破産を選択することがベストの選択のように思います。
まず、平均的な収入の方にとって800万円という負債は、可処分所得で3年を目安に返済が可能な負債の額を大きく超えています。
>月々返済に充てる額をできれば15万内くらいまで下げることができないかと思っているんですが無理そうでしょうか？
とのことですが、15万円とて、返済金額としては到底生活を維持できるレベルではないと思います。
他の回答にあるとおり、免責不許可事由としては浪費が該当するので管財人による調査は不可避でしょうが、管財人に嘘をついて書類を偽造・隠匿した、開始決定後もギャンブルが止まらなかった、というような論外の事案でない限り、ほぼ裁量免責を得られる可能性が見込めると思います。
免責不許可となる可能性が高い事案として進められないのであれば、個人再生を検討すればよいと思います。
なお、「法律事務所に相談した結果、到底個人が返済を継続できる事案でないのに、任意整理を強硬に薦められて弁護士報酬を取られ、和解後に元金がほとんど減らないまま放り出されたものの、やはり返済が不可能であるため、早々に破産を選択せざるを得なくなった」という問題事案が近年散見されます。
これでは弁護士が介入して債務整理をした意味が全くありません。
任意整理を選択する場合には、出来るだけ複数の事務所で法律相談を得て、納得されたうえで進めた方がよいでしょう。