Twitetr上の取引で詐欺にあった場合

Twitter上の取引で詐欺にあった場合、開示請求は可能ですか?
また、相手の銀行口座がわかっている場合、銀行から銀行口座所有者の情報を教えてもらうにはどのような手続きをすればいいのでしょうか?、銀行相手に開示請求をすればいいのでしょうか?

一般的に、詐欺事案は相手方の投稿それ自体権利侵害の明白性が認められない(詐欺であることがその投稿内容から明らかであればそもそも騙される人はいない)ため、発信者情報開示請求を利用することは不可能です。
口座情報については、損害賠償請求を弁護士へ依頼し、弁護士会照会制度を利用すれば調査することができますが、弁護士への依頼が必須です(弁護士会照会のみの依頼は認められません)。なお、SNS利用の詐欺事案では、口座名義人が当該アカウントの本人(詐欺師)ではない可能性もあります(口座売買など不正利用されている口座である可能性もあり、もしそうであった場合、口座名義人に支払能力がないケースが圧倒的多数です)。