高齢親戚の立ち退き問題、和解(示談)の落とし所がわかりません

立ち退きの話で相談です。

・親戚の話になります
・数年前から立ち退きの話が出ている
・親の代から住居、50年以上

・地主さんが3回ほど変わっている
・契約書はない
・毎年お金は払っているが安い金額
・家賃の支払いはなし

親戚は今は一人暮らしで70歳を超えており高齢で障害があります。
会話や動作も不自由です。障害者手帳あり。

裁判や弁護士には親戚の兄弟が対応しております。

立ち退きの話はかなり前から出ていたようです。
今年に入って裁判を起こされて1審は勝訴、公訴すると言われて示談を持ちかけられたが、厳しい状況のため合意はせず現在に至っております。

田舎で近隣の状況などから、今提示されている立ち退き料金は相場で、これ以上はおそらく無理だろうとのことですが、このまま立ち退きになると、生活していくのは困難と思えます。

親戚は現在リハビリを兼ねて軽作業の仕事に週3日ほど通っています。収入はわずかです。

親戚側の弁護士さんが示談を進めてきており、
・立ち退き料はこれ以上の金額は無理
・長年弁護士をやっているから流れは大体わかる
・2審は勝つかもしれないし負けるかもしれない
・裁判に負けたらお金も貰えず強制執行で家に住めなくなる
と言われた。

先方のご事情もあると思いますが、
提示されている立退料が100万円程度で、立退後には家賃発生、障害のある体で生活出来る物件を見つけられるかも不明です。物件が見つかったとしても1〜2年のうちにお金が尽きて生活に困窮するのは目に見えています。

先方から?親戚側弁護士から?合意にならなければ、今後は家賃を請求する、と言われているようです。

立ち退き場所の状況ですが、親戚の家の周りは立ち退き済みで大きな空き地になっており、古い家が1軒残っている状態です。

立ち退きの圧力が強くなって来ているのですが、どうしたらいいでしょうか。

立ち退くか、対抗していくか2つに一つでしょう。
判決が覆る可能性はそれほど高くないようにも思いますが(判決文を見ていないので、あくまで一般論で高裁で逆転することは少なめという程度の話です)、今後も何度も争うことを考えると、金額次第では示談もありうるかもしれません。
あなたも弁護士に直接相談しながらの対処となるでしょう。