少年事件における弁護士の依頼先はどの県が適切か?

一般的な質問なのですが、少年事件の場合、事件を起こした県と自宅が違う場合どちらの県の弁護士を依頼すればよいのですか?隣の県同士です。

国選ではなく私選で依頼されるのであれば、お打合せをし易い県に所属する弁護士に依頼されるのがよろしいかと存じます。隣接県であれば、家裁のやり方の違いも分かっていると思います。

自宅の住所地を管轄する家庭裁判所で少年審判が行われます。少年事件で重大犯罪ではない場合には、警察段階での刑事弁護活動よりも家裁での付添人活動が重要となりますので、自宅のある県の弁護士がよろしいと思います。
回答になっているかどうか不明ですが、よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。
家庭裁判所はどちらの県の家庭裁判所が選ばれるのでしょうか?

少年の住所地が行為地と異なる場合、少年の住所地を管轄する家庭裁判所に移送されます。

少年が被疑者として身柄拘束を受けて警察の捜査を受ける場合は、事件地の都道府県の県警が行います。
この場合は、事件地の弁護士にご依頼されることがフットワークの点でメリットがあるでしょう。

少年事件として家裁に移送された後は、速やかに少年の住所地の家裁に少年が移送されるのが一般的です。
少年審判にきめ細かく対応するという点では、住所地の弁護士に依頼されるメリットがあるでしょう。