美容クリニックでの高額請求

対象者:交際者

経緯:
・約3年前に「かんとん包茎手術」を自由診療のクリニックで受けた。
・通常は数十万円で済むはずが、注射等のオプションを追加され、総額200万円の費用になった。
・医療ローンを組み、現在も返済中(返済期間5年)。

契約・同意書について:
・契約時に「保険適用で他院でも治療可能である」旨のチェック欄に印があり、充分な説明を受けられておらず、流れでチェックをつけた。

・また、治療確認書には「治療内容の変更により治療費が変わることに同意した」との記載があるが、本人の記入ではなくカウンセラーの字で書かれていた。

・契約当時の説明担当カウンセラーと、同意書を扱ったカウンセラーは別人。

・手術中に正常な判断ができない状況でオプションを追加された。

本人の状況:
・現在も返済を続けているが、本人は「仕方ない」と特に問題視していない。
・ただし相談者が「相場から逸脱した高額請求であり、搾取ではないか」と強い違和感を持っている。

相談したい点:
1. サインやチェック欄があっても、カウンセラーによる代筆や虚偽記載があれば無効主張できるのか。

2. 契約から3年経過していても、返金や減額請求、またはローン返済の軽減(任意整理など)は可能か。

3. 実際に交渉・訴訟を進める場合の現実的な方法や費用感。

「〜同意した」とカウンセラーが記載した場合でも、
ご本人が書面押印された場合は、契約として特に問題はないように思います。

クリニック側の契約過程や施術に不当な点があれば、減額交渉の余地はあります。
弁護士に依頼して代理交渉されると良いと思います。
まずは弁護士からクリニックに対して減額請求や、契約無効の事情があれば無効の主張をすることになるでしょう。

費用感については法律事務所で異なりますので、気になった事務所に問い合わせて法律相談をされると良いと思います。