警察による刑事事件の対応の違い
警察に逮捕されて新聞やネットニュースになることはよくある話だと思いますが、そこで質問です。基本的には犯罪行為をしてしまった場合、後日逮捕(通常逮捕)がベースだと思いますが中には警察が連絡を行って警察署に来てくれと言ってくれる場合や、家宅捜査を行う場合と多々あります。その基準とは何ですか?
A:通常逮捕(家にいきなり来て逮捕される)の事案
B:先に家宅捜査を行って証拠を抑えられ、後に逮捕される事案
C:家宅捜査は行ったものの在宅事件として扱われた事案
D:警察から連絡があり、警察署に来てくれと言われて取り調べをされる事案(逮捕無し)
E:警察から連絡があり、警察署に来てくれと言われて取り調べをされる事案(逮捕有り)
別件ですが、自首したにも関わらず報道されてしまったニュースもありますが一体何故でしょうか。
逮捕の基準はひとえに「逃亡と証拠隠滅のおそれ」の判断になります。
重大な事件、前科がある人間、常習性の高い犯罪(性犯罪・盗撮・ストーカーなど)は逮捕の可能性が高くなります。
複雑な経済事犯(横領・背任・詐欺など)は捜査に時間を要するため、任意捜査を十分に行ったうえで、逃亡と証拠隠滅の可能性が高いと判断されれば逮捕されます。
その他の一般事件(窃盗や脅迫、傷害など)はケースバイケースです。
また、自首の有無に関わらず、逮捕された場合や著名人の犯罪の場合は、実名報道されることが通常です。