判決にある「訴訟費用」の計算方法等について教えてください

一審は敗訴。訴訟費用は全額負担とのこと。印紙、予納切手、および訴状や答弁書の郵送の切手代がかかりました。
二審は半分勝訴で確定。訴訟費用は半分負担とのこと。かかったのは、同様に、印紙、予納切手、および訴状や答弁書の郵送の切手代がかかりました。遅延損害金についての記載もありました。

(1)訴訟費用額確定処分申立書の提出は必須ですか(払ってもらいたい場合)
(2)訴訟費用は自分で計算するのでしょうか?その場合、どのように計算するのでしょうか?公式などはないでしょうか?

よろしくお願いいたします。

(1)訴訟費用額確定処分申立書の提出は必須ですか(払ってもらいたい場合)
→ 任意に払ってもらえるのであれば別ですが、控訴審まで争った経緯等からしても、裁判所に申し立てた上で、訴訟費用の金額を明らかにして確定させた上で支払を求める必要があるでしょう。
 なお、ご投稿様も訴訟費用の範囲や計算方法等につきわからないところがおありのように、訴訟の相手方もよくわかっていないことが多く、確定処分の申立てをして裁判所で明らかにしてもらうことで、支払に至るケースもそれなりにある印象です。
 また、「訴訟費用額確定処分」を取得しておくと、相手方が支払に応じない場合には、判決等と同様に,その正本に基づいて,相手方の財産に対して,強制執行をすることができるため、申立てをして取得しておくメリットもあります。

(2)訴訟費用は自分で計算するのでしょうか?その場合、どのように計算するのでしょうか?公式などはないでしょうか?
→ 各裁判所によってやり方が多少異なるかもしれませんが、訴訟費用額確定処分申立書とともに、訴訟費用計算書の提出を求めらることが通常かと思います。
 なお、「訴訟費用」は,手数料や郵便切手等,民事訴訟費用等に関する法律2条に規定されているものに限られます。
 参考となるサイトとしては、松江地裁民事部の「訴訟費用額確定処分申立書の提出について」が一つの参考になるかもしれません。
 細かい手続きのため、訴訟が係属していた裁判所に問い合わせ、訴訟費用確定処分の担当窓口を教えてもらい、そことやりとりしながら進める方法もあるかと思います。

【参考】裁判所サイト(松江地裁民事部の「訴訟費用額確定処分申立書の提出について」)
https://www.courts.go.jp/matsue/vc-files/matsue/2024/20241001minnjibuyuubinnryoukinnkaitei/20241001_sosyouhiyougakukakuteisyobunmoushitatesyonoteisyutsunitsuite.pdf

ありがとうございます。それで、重ねてのお尋ねで恐縮ですが、よろしければ教えてください。

下記(1)および(2)の認識はあっていますでしょうか?

(1)相手方が支払に応じない場合、「訴訟費用額確定処分」が未取得だと強制執行できない

(2)訴訟費用額確定処分の申立ては、珍しくはない

(1)相手方が支払に応じない場合、「訴訟費用額確定処分」が未取得だと強制執行できない
→ そういう理解となります。

(2)訴訟費用額確定処分の申立ては、珍しくはない
→ 一般の方ですと、この制度のことをそもそも知らない方も多いかと思います。
 また、この制度のことを知ってはいても、請求できる訴訟費用が少ない場合には申立てを見送っているケースもあるかと思います。
 ただし、印紙額が結構な金額であった、判決の取得までに期間•手続き・手数を要した等の場合には、訴訟費用も結構な金額になることもあり、申立てをして回収を図ることは決して珍しいことではないと思います。

ご多忙のところ、誠にありがとうございます。
実践的な回答をいただき、具体的な検討ができるようになりました。