利用したこともないオンラインカジノを利用した疑いをかけられ銀行口座を凍結されたことについての相談。

三菱UFJ銀行を使用しています。
私は普段海外FXを行っています。
今回、LINEグループで情報を共有していたグループ内にオンラインカジノをしていた方がいて摘発されました。
そのLINEグループに入っていたということで私もオンラインカジノを利用した疑いがかけられ銀行口座を凍結されました。
しかし、利用したことがないので銀行口座の入出記録にはオンラインカジノサイトへの入金はありません。
以前、海外のFXを利用した際に入出金を行ったことがありますがそれもオンラインカジノとは無関係です。

警察から疑いが晴れれば、口座凍結が解除されると言われましたが、疑いのまま半年以上経過しても凍結のままです。

7月に問い合わせした時はまだ疑いが晴れてないとのことでした。
まず捜査されても何もでてきません。

今年の1月に海外FXで600万円の利益を得た分を出金した後に口座凍結されているため、来年まで凍結されたままですと税金の支払いもできません。

何か手続きで出金する方法はあるのでしょうか?
このまま、疑いが晴れるのを待つしかないのでしょうか?

ネクスパート法律事務所の弁護士の北條です。

口座の凍結は、多くの場合、「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に基づき、警察からの要請を受けて銀行が行っています。
LINEグループ内にいたことで、質問者様の口座も犯罪に関連する資金の移動に使われたのではないかと疑われている状況と考えられます。
半年以上も凍結が解除されないのは、警察の捜査が進んでいないか、質問者様への嫌疑が晴れていないためだと思われます。
この状況でただ疑いが晴れるのを待つだけでは、凍結がさらに長期化するおそれがあります。

今後の対応として、以下の方法が考えられます。
1. 警察への積極的な働きかけ
担当の警察署や部署に対し、捜査の進捗状況を確認するとともに、ご自身の潔白を積極的に証明していくことが重要です。
具体的には、オンラインカジノへの入金履歴がないことを示す銀行の取引明細や、問題となっている資金が正当な海外FXの利益であることを示す取引記録などを揃え、提出・説明することが有効です。
2. 弁護士を通じた交渉
個人での対応が難しい場合、弁護士に依頼することをお勧めします。弁護士が代理人となることで、
・警察に対して、質問者様が犯罪に関与していない旨の意見書を提出し捜査を尽くして早期に凍結を解除するよう求めることができます。
・銀行に対しても、法的な観点から凍結解除の交渉を行うことが可能です。
税金の支払いについては、口座凍結を理由に納税が免除されることはありません。このままでは延滞税が発生する可能性もありますので、税務署に事情を説明し、納税の猶予などが可能か相談することも検討してください。

詳しくご回答いただきありがとうございます。
弁護士への依頼を検討します。

ご教示いただいた下記内容について
「具体的には、オンラインカジノへの入金履歴がないことを示す銀行の取引明細や、問題となっている資金が正当な海外FXの利益であることを示す取引記録などを揃え、提出・説明することが有効です。」

警察が指示して銀行口座を凍結しているので、メイン口座の記録はすでに調べているのではないのでしょうか?
またメインの三菱UFJ銀行はネット銀行なため凍結されててから、ログインができない状況なので取引明細記録が確認できない状況です。

この場合でも、弁護士であれば記録を揃えることは可能なのでしょうか?