ネット友人への貸金回収方法と開示請求の費用について知りたい
ネット内友人間での金銭の貸し借りです。相手とは1度もあったことはありません。
2023年から数十回にわたり数千円~数万円を貸しています。
LINEで貸し借りのやり取りは残っています。LINEpay、銀行の送金履歴も残っています。総額は40万以上になります。
相手の住所連絡先が分からないため開示請求が出来ないのですが、開示請求、内容証明、簡易裁判など可能でしょうか?
可能な場合費用がどれくらいかかるのかも知りたいです。
一般論としては、SNS上でしかやり取りがなく一度も会ったことがない相手の住所を調査するのは、きわめて困難です。相手方が住所等を任意に教えてきたとしても、それが本当なのかどうかを確認する手段(運転免許証などで本人確認するなど)を講じていなければ、全面的に信用できないという問題もあります。
仮に調査するとしても、貸し付けたお金(40万円)を超えることが予想され、一般的には調査費用を相手に請求することはできないため費用倒れになります。
特にLINEはアカウントのユーザー情報は(警察以外には)一切開示しないので、弁護士会照会も現時点では絶望的です。
電話番号を知っているなら、債権回収を弁護士へ依頼すれば電話番号から相手方の住所や氏名が判明することが多いですが、相手に資力がなければ結局は弁護士費用は持ち出しになります。
とりあえず、手持ちの資料をもとに弁護士へ見通しを聞いていただいた方がよいと想いますが、費用対効果の問題で諦めるほかない、という結論もあり得ます。