防犯映像の確認と解析を依頼し再捜査は可能か?費用は?

ドラッグストアの駐車場にて、かなり大きく当て逃げをされました。警察に連絡し、現場検証を行って被害届を出しました。その際、防犯カメラを警察官の方が確認してくださり、当て逃げする場面がしっかりと記録されていたそうです。ここからが問題で、記録にはナンバーが映っていたが細部まで確認することができなかった。車種、運転手の性別年齢層はわかる。という事まで解ったのですが、これ以上は難しいと言われてしまいました。店舗に自分も確認させて頂こうとお願いしたのですが、防犯上の理由から見せてもらうことができませんでした。
そこで、防犯画像のデータ提出と解析を弁護士先生にお願いすることで、再度警察に捜査依頼を挙げていただくことはできるのでしょうか。
また、金額や時間はどれ程が目安となるのでしょうか。
よろしくお願いします。

ネクスパート法律事務所の弁護士の北條です。
結論として弁護士が介入することで状況が進展する可能性はありますが、いくつかの段階があり費用と時間も要します。

1. 防犯カメラ映像の入手
店舗が個人への開示を拒否している場合でも、弁護士は「弁護士会照会」という制度を利用して、店舗に映像データの提供を要請することができます。
これは、弁護士会を通じて公的な機関や企業に必要な情報を問い合わせる手続きです。ただし、店舗側に提供の法的な義務はないためプライバシー保護などを理由に協力を得られない場合もあります。
2. 映像の解析
映像データを入手できた場合、次に専門の解析業者に依頼して、ナンバープレートの解読を試みることになります。
ナンバーを特定できる可能性がありますが、元の映像の画質によっては解析が困難な場合もあります。
3. 警察への情報提供
解析によってナンバーが特定できた場合、その情報を証拠として警察に提出することで、警察が捜査を再開し、犯人を特定できる可能性が高まります。

次に、費用と時間についてです。
費用:弁護士費用は弁護士にもよりますが数十万円はかかると思います。
時間:弁護士会照会の回答を得るまでに1〜2ヶ月、その後の解析にも時間がかかるため、全体として数ヶ月単位の時間が必要になることが想定されます。

このように、弁護士に依頼して犯人を特定する道はありますが、必ずしも特定に至るとは限らず、費用も高額になる可能性があります。
車の修理費用と、犯人特定にかかる費用や時間を比較検討された上でご判断されるのがよろしいかと存じます。