近隣トラブルで営業妨害を受ける飲食店の法的対策相談
2年前から京都市下京区に飲食店をするためにテナントを借りました。2件隣のO氏と近隣トラブルが勃発しました。勃発したといいましても、O氏から一方的に当店に対して抑圧的に難癖をつけてくるようになりました。O氏は家主ではありません。うるさいという理由で営業時間を指定してきたり、勝手にスタッフに対してサインさせようとしたり、店前に物を置いているだけで(借り受けている敷地内にも限らず)営業中に怒鳴り込んできたり、スタッフを挑発してきたり、営業にも支障を出しています。警察も何回も(10回以上)来ましたがO氏にあきれて帰ることで終わってきました。町内会にも相談しましたが介入せず。家主は管理会社に委託しているため相談できず、管理会社は相手にもしてくれません。このような状況に寄り添ってO氏から私共の店をスタッフを弁護してくださる弁護士を探しております。
こちらに落ち度がないにも関わらず、嫌がらせ等を行ってくるのであれば、民事上の対応や場合によっては刑事上の対応も考えられるように思われます。
個別の事情をお伺いする必要があると思われますので、一度弁護士に個別にご相談された方が良いでしょう。
相手の方の名前、住所がわかっているのであれば、まずは、相手の方に対して弁護士名で警告文書を送ることが考えられます。
その文書の中で、お店に関する苦情やお問合せがある場合は弁護士まで連絡するようにと記載し、弁護士が窓口になることで、お店の方の負担が一定程度軽減されることもあります。
もっとも、それでも懲りずにお店に直接言いがかりをつけてくる方もいますので、その場合は、録音や防犯カメラ等で言いがかりの内容や訪問の頻度などを証拠化しておくことで、営業妨害として警察などもスムーズに動いてくれる可能性もあります。
既に、警告文まで出しました。出した後数日は大人しくしてますが、その後また始まります。
弁護士に依頼されており、その弁護士が窓口になっているという状況でしたら、言いがかりに対しては、「窓口(弁護士)に連絡してください」という対応で良いと思います。
もし窓口を設定されていないのであれば、窓口になってくれる弁護士に依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。
ありがとうございます。弁護士から内容証明を送った後も、弁護士に連絡することもなく、私達のスタッフに話しかけてくるんです。
内容証明を送っても、懲りずに連絡してくる人も一定数いることも事実です。
そのため、弁護士から内容証明を送った後も、しばらくの間は窓口になってもらうことをお願いしてみてはいかがでしょうか。
そうすれば、もしその方から不当な要求を受けることがあっても、「窓口(弁護士に)言ってください」とだけお伝えし、それ以外には一切応じないという姿勢をとることができるため、スタッフの方の負担軽減を図れると思います。
大変な状況かと思いますが、ご参考になりましたら幸いです。