数か月前の駅ホームでの傷害による被害届を提出可能か相談
当方は会社員で4か月前に通勤中電車内で体が当たったという因縁をつけられ会社員と思われる50代前後の男性から電車内で暴行を受けました。具体的には背後からつかみかかられ地面に這いつくばらされるような体制で押さえつけられました。
その後他の男性が仲裁に入りいったん収まったのですが、そのままことをうやむやにしてしまうと逃げられてしまうと考えたため、停車時点で駅の外に連れだして私がホームで押さえつけようとしたところ更に暴れて後頭部を殴られのしかかってきた反動で私の前頭部をホーム上に強打し流血。現在も額に大きい傷が残ってしまい相手の男性に刑事罰を負ってほしいと考えています。
この時点で他の通行人に通報を求め警察が到着し怪我の状況と救急車の手配をお願いしたところ救急車は呼ばれず相互暴行としてお互い謝罪で終わるよう促されました。
確かに応戦はしたため相互暴行で処理されること自体に理解は示しつつも明らかに一方的にけがを負わされた状態で納得がいかず被害届を出すと主張をするとまず駅前交番に加害者とともに向かい別々の部屋で聴取を受けました。
聴取を始めていたのですが、同行した警察官とは別の少し職位の高そうな警察官が入ってきて再度相互謝罪で終了するよう強く促されました。納得がいかないですが当時「前歴がつく」といわれ迷いが生じ謝って被害届を出さずに終わってしまいました。その上、今後被害届を出さないという文面とともに署名と捺印をさせられました。
通勤時間帯も被るため頻繁に顔を見るたびに当時のことを思い出し不快な思いをしており、夜もその件が原因で眠れないことがあります。当時傷害などの怪我は10割負担になるなどの情報を見たため恐怖で病院に行けませんでした。しかし数日間頭痛や、目の周りに青淡ができるなどの症状が続きました。社内の人間や取引先で当時の私の状況を証言できる人に心当たりはあります。また、交番では怪我の状態や服が破かれた状態などは写真撮影されてますが証拠として利用できるか知りたいです。自身が持っている証拠となりそうなものは加害男性をとっさに撮影した画像くらいで、怪我の状況がわかるものは取っておらず後悔しています。傷が残った前頭部の写真は証拠としては弱いでしょうか?また、電車内やホームの防犯カメラは既に削除されてしまっているでしょうか?
話を整理すると、
①こちらは前頭部に怪我をして今もなお傷が残っている状態
②こちら側も応戦をしてしまっている(相互暴行?)
③相手は罰を受けず会社員を続けている様子(通勤で顔を合わせる)
④警察の当時の対応には問題があったのではないか(救急車を呼ばない→事件化したくない)
⑤相手に罰を受けさせたいが相互暴行で相殺されてしまうか(相手は怪我をしていなさそうな様子だった)
⑥私も罰を受けるかどうか(かまわないと考えている)
⑦被害届を提出して捜査が開始されるか
⑧会社員として被害届や捜査の際にどの程度私生活に影響があるか(何日休まないといけないか/懲戒免職の可能性等)
⑨この場合の弁護士報酬の相場
以上をご相談させていただきたいです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
元警察官の弁護士です。
①→警察の方でも直後の写真は撮影しているかと思うので、傷害結果の立証は可能です。
②(相互暴行?)→そうなる可能性は高いです。
どちらが先に手を出したかなども含めて、その場合には、相手の罪を問えない可能性もあります。
③現状はそうなりますね。
④→明確に問題があったというようには思われません。
⑤事情により、お互い罰せられる可能性があります。しかし、状況によっては相手に正当防衛が成立することとあります。
⑥私も罰を受けるかどうか(かまわないと考えている)→そうなる可能性があります。
⑦被害届を提出して捜査が開始されるか→被害届または告訴することで、捜査が開始します。当時の資料は残っているので、届出すれば捜査可能です。しかし、防犯カメラは4ヶ月経過しており、残存していない可能性、写真撮影などバックアップしていない可能性があります。そうなると目撃供述のみとなり、相手の行為を立証することが厳しい部分もあります。
⑧会社員として被害届や捜査の際にどの程度私生活に影響があるか(何日休まないといけないか/懲戒免職の可能性等)→何度か警察に呼ばれると思いますが、夜間や土日など時間調整も可能な場合があります。なので仕事への支障は回避できるかもしれません。懲戒処分は会社の就業規則をみなければわかりません。
⑨この場合の弁護士報酬の相場
→告訴対応に準じた設定となると、着手金44から55万円、受理44から55万円、起訴44から55万円程度かと思います。
いずれにせよ、届出意思が強い状況であれば、早い段階で最寄りの弁護士にご相談の上、対応をどうしたいか考えてください。