出会い系サイトでの年齢確認ミスによる法的リスクと対応策
出会い系サイトに登録しました。その出会い系サイトは運転免許証や健康保険証などの公的身分証を提出し、運営側の確認を経ないとメッセージ送受信ができない仕組みで、18歳未満の利用は禁止されています。また、年齢確認済みの会員には年齢層がプロフィールに表示されます。今回やり取りした相手のプロフィールには「40〜45歳」と表示されており、この表示から相手が成人であると信じてやり取りを開始しました。
やり取りのきっかけは、相手がJメールの掲示板に性的なやり取りを希望する内容の投稿をしていたことです。私からメッセージを送り、数回のやり取りの後、相手から「送っていい」という趣旨のメッセージがありました。それを受けて、局部の画像を1枚送信しました。送信後すぐに「ありがとう」との返信があり、それ以降は連絡が途絶えています。
現時点で、相手から脅迫や金銭要求、通報予告といった行為は一切ありません。また、相手の本名・住所・電話番号・勤務先などの個人情報は全く知りませんし、他SNS等でつながりもありません。
なお、やり取りの全履歴、相手のプロフィール画面、年齢表示、「送っていい」という承諾メッセージ、送信後の返信などは全てスクリーンショットで保存しています。
今回、もし相手が実際には18歳未満であった場合に、私が児童ポルノ禁止法や青少年保護育成条例違反などの対象となる可能性があるのか、現時点で何らかの対応や予防措置(示談等)を講じる必要があるのかについて、法律的な見解と今後の対応方針を伺いたいと考えています。
相手方が18歳未満だった場合、
陰部画像を送るようなやりとりは、
青少年条例違反(わいせつ行為)
わいせつ電磁的記録頒布罪
などが考えられます、
青少年条例違反は、過失で年齢確認を尽くしていない場合にも成立する罪で、出会い系サイトの年齢確認はいい加減なので、年齢確認を尽くしたと言えるかはわかりません。
現時点で相手や警察からの連絡は一切ない状況ですが、この段階で特別な行動(示談・自首・証拠提出など)を取る必要はありますか?
捜査を受けるかどうかはわかりませんが、
捜査になると「警察からの連絡は一切ない状況」で捜索差押が入ることになるので、そういう状況であることは、安心材料にはなりません。
陰部画像を知らない人に送るという行為は相手方が青少年であっても青少年でなくても犯罪性があるので、最初の対応としては、弁護士に相談することでしょう。