塾の生徒と個人契約を試みて損害賠償300万円
個別教室のトライオンラインでバイトしてます。フリーランスとして独立しようとしているため、生徒に「高いトライなんてやめて直接契約結んだら安くなるよ」と個人レッスンを勧めてしまいました。
授業はすべて録画されているので、多分バレています。録画されていても、生徒数が多すぎて全部チェックしていないだろうと思い、言ってしまいました。しかし今日トライから電話がありました。知らない番号だったので、いつもの詐欺電話だと思い電話をとりませんでしたが、後から見たらトライでした。トライは滅多に電話してこないので、きっとバレたのでしょう。サインした契約書には、個人で契約、または契約しようとすると損害賠償300万と書いてあります。そんなお金はありません。弁護士に相談しようと思いますが、勝てるでしょうか。もう一生やりません。どうしたらいいでしょうか。バレていないと願いたいですが、バレていて、明日また電話が来ると思います。よろしくお願いします。
決めつけをせず、冷静に対応をしていくことが肝心です。契約関係にある塾側からの連絡をいつまでも無視し続ける訳にもいかないでしょうから、電話に出る際は、電話内容を録音できる体制で通話に臨むことが考えられます。
その上で、別の話である等あなたの想定が杞憂に終われば同じようなことをしないように心掛けて行かれればよろしいでしょうし、塾側からの注意•指導程度で済む話かもしれません。
これに対し、あなたの想定していた方向の話(塾側からの契約解除、競業避止や勧誘•引抜き禁止等の条項に違反したことを理由とする違約金請求等)の場合には、塾側の主張を鵜呑みにぜず、その場で契約解除や違約金の支払いを認めるような言動をしないように心掛けておきましょう。
何らかの責任追及がされそうな場合には、口頭で決めず、塾側の請求内容とその根拠を記載した書面の交付を求め、事後に弁護士に相談できるような対応を心掛けましょう。
なお、あなたの責任を追及するような話であった場合、契約書を弁護士に直接確認してもらい、契約内容や該当しそうな条項の文言を正確に確認してもらった上で対応を検討すべきでしょう。
その上で、今回のケースが契約の解除事由や違約金条項に該当するのか、形式的に該当するとしても塾側に実質的な損害がないものとして違約金条項の適用を制限•回避できないか、違約金条項の(一部)無効等を主張できるか等を精査•検討して行くことになろうかと思います(事案によっては塾側の請求を争える可能性もあります)。
その上で、塾側の主張を鵜呑みにぜず、その場で契約解除や違約金の支払いを認めるような言動をしないように心掛けておきましょう。
焦らず、悲観し過ぎずに、弁護士のアドバイスやサポートを受ける等して冷静に対応して行ってください。