元ダブル不倫相手から暴露を仄めかされています
はじめてご相談させていただきます。
私は以前、既婚男性とダブル不倫関係にありましたが、すぐにその関係を終わらていきたいと申し出ました。しかし、相手は「本気で好きになったので受け入れられない」「どうにもならないとわかっていても辛い」といった趣旨の連絡を繰り返し送ってくるようになりました。
徐々に、相手は「家庭を壊すことも気にしない」「このまま離れていくのであれば近しい人に言うかもしれない」といった、暴露を示唆するような発言もするようになりました。ただし「暴露してやる」などの直接的な言葉は使っておらず、あくまで曖昧な表現です。
話し合いでは埒があかず弁護士介入を検討しており、以下、回答いただきたいです。
・「言うかもしれない」といった趣旨の、暴露することを断言しない発言であっても、名誉毀損やプライバシー侵害、脅迫未遂やストーカー規制法の対象になる可能性はあるでしょうか?
・弁護士介入により逆上されるリスクを懸念しています。「今後の連絡はすべてこの弁護士を通してください」といった形で対応を切り替えることは、予防的・安全な対応として有効でしょうか?
・類似のケースで、逆上して暴露されてしまったケースや、逆に相手が落ち着いて穏便にことが終わったケースなど、対応のアドバイスがあればぜひいただきたいです。
ネクスパート法律事務所の弁護士の北條です。
まず、「言うかもしれない」という発言の法的な評価について、
直接的な言葉でなくても、前後の文脈や状況から、あなたやあなたの家族などに害を加えることを伝えている(害悪の告知)と判断されれば、脅迫罪に該当する可能性があります。
また、暴露をほのめかしながら関係継続を求める連絡を繰り返す行為はストーカー規制法の「つきまとい等」にあたる可能性があります。
弁護士が代理人として介入し、今後の連絡窓口を一本化することは、有効な対応策です。弁護士から「通知書」を送ることで、相手に「これ以上は法的な問題になる」ということを明確に伝え、冷静な対応を促す効果が期待できます。また、あなたが直接相手とやり取りする必要がなくなるため、精神的なご負担も大きく軽減されます。
逆上のリスクはゼロではありませんが、感情的な当事者同士で話し合うよりも、第三者である弁護士が冷静に対応することで事態の悪化を防げる場合が多いです。
多くのケースでは弁護士が介入することで相手も法的なリスクを理解し、冷静になって連絡が止まるなど穏便に解決に向かいます。万が一相手が逆上して暴露行為に及んだ場合でも、弁護士がついていればすぐに差止めの仮処分を申し立てる、警察に被害を相談するなど、次の法的手段へ迅速に移行できます。
まずは、相手からの連絡内容(メール、SNSのメッセージなど)をすべて「証拠として保存」しておくことが重要です。これが今後の交渉や手続きで大きな力となります。