泥酔して隣人宅に侵入。その後の対応について。

記憶がなく情報が少ないのですが、2日前、泥酔してしまい隣人の住居に侵入してしまったようです。警察に通報され、自宅にて身分確認された後に、二度としないよう厳重注意を受けその場で解放されました。
後日起訴される可能性はありますか。
またこの件に関して大変反省しており、被害者の方に謝罪したいのですが、どの部屋に侵入してしまったのか記憶がない状況です。この場合は警察に問い合わせるしかないでしょうか。
あるいはこういった連絡はしないほうが良いのでしょうか。
今後の対応についてご教示いただけますと幸いです。

今回の件は、泥酔状態で誤って隣人宅に侵入してしまったものであり、窃盗などの目的はなく、入室後すぐに退去された事案とお見受けします。

通常、警察は事件記録を検察庁へ送致し、検察官が起訴または不起訴の判断を行う流れになります。
ただし、犯罪の内容が極めて軽微であり、本人に前科前歴がなく、反省の意思が認められるような場合には、例外的に事件記録を検察庁に送致することなく、警察限りで事件処理を終結させる運用があります(これを微罪処分といいます)。

また、そもそも貴方が意図的に隣人宅に立ち入ったのではない場合には、故意が認められず、犯罪が成立しない可能性もあります。

今回の事案では、貴方が警察から厳重注意を受けた後すぐに解放されていることからすれば、微罪処分として処理されているか、あるいはそもそも犯罪が成立しないと判断された可能性が高いと考えられます。

以上から、事件としては既に終了している可能性が高いものと思われますが、貴方に謝罪の意思がある場合には、その旨を警察に伝えるのが適切かと思います。
被害者において謝罪を受け入れる意向がある場合には、警察が被害者の連絡先を教えてくれることもありますし、警察との話の中で処分状況についてある程度推測することも可能かと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。