Instagramでのトラブルに関する威力業務妨害の対応策は?

詳細を書くと長くなるので端折って書きますが、
1年半以上前に、Instagramで女性とトラブルになり相手方が会社の上司や彼氏、色々な方を巻き込み私に対し、威力業務妨害なので22万払え。イベントを出来なかった。と言われ、よく分からないまま分割でとお願いをし、12万円を支払ってしまいました。

しかし、後々私が色々な人に相談をした結果、もしかしたら払わなくてもいいかもよ。と言われ、それを伝えたところ相手の上司という方に暴言を吐かれ、裁判をする開示請求をすると言われどうすればいいか分からず、無視をしブロックをしました。

しかし違うアカウントからDMが届き、裁判をするから覚えてろ。と言われ、分かりました。と伝えましたが、1年半以上経過しても何も音沙汰もありません。

DMで暴言も何も言っていないのに威力業務妨害に当たるのでしょうか。また、今後弁護士の方や裁判所から連絡が来るのでしょうか。

DMで暴言も何も言っていないのに威力業務妨害に当たるのでしょうか。
→直接拝見していないので何ともいえませんが、何も言っていないDMが威力業務妨害に該当することはあまり考えられないでしょう。

また、今後弁護士の方や裁判所から連絡が来るのでしょうか。
→DMのトラブルは通常発信者情報開示の対象とし難いこと、発信者情報開示請求をするとしても時間が経過し過ぎていることからすれば、相談者様の住所氏名が相手方に知られていない場合において、相手方が相談者様を訴えたり弁護士を通じて連絡をしてきたりする可能性は低いでしょう。
一方で、訴訟をしたり弁護士経由で連絡をしたりすること自体は自由ですので、相手方が相談者様の住所氏名を把握しているのであれば、連絡が来たり訴えられたりする可能性自体はあるでしょう。ただ、何も言っていないDMを理由としてそのようなことになる可能性は低いでしょう。

ネクスパート法律事務所の弁護士の北條です。
1年半以上もの間、いつ連絡が来るかと大変ご不安な思いをされてきましたね。お気持ちお察しいたします。

まず、「威力業務妨害にあたるのでしょうか」というご心配についてですが、結論から申し上げますと、あなたの行為が威力業務妨害という犯罪にあたる可能性は極めて低いと考えられます。

威力業務妨害とは、相手を怖がらせるような強い力(例えば、脅迫や暴力など)を使って、人の仕事を邪魔する行為を指します。あなたがDMで暴言などを送っていないのであれば、単に相手とトラブルになったというだけでは、通常この罪にはあたりません。相手が主張する「イベントができなかった」ことと、あなたの行動との間に、法的に認められる直接的な原因と結果の関係があることを証明するのは、相手方にとって非常に難しいでしょう。

次に、「今後、弁護士や裁判所から連絡が来るのでしょうか」という点についてです。
可能性がゼロとは言い切れませんが、その確率はかなり低いと思われます。

もし相手が本気で裁判を起こすつもりなら、通常はもっと早い段階で弁護士を通じた内容証明郵便が届いたり、裁判所から「訴状」という正式な書類が送られてきたりするものです。「裁判をする」と言ってから1年半以上も具体的な動きがないのは、相手が裁判を起こすつもりがないか、そもそも裁判を起こすだけの正当な理由や証拠がない可能性が高いことを示唆しています。おそらく、あなたを怖がらせてお金を支払わせるための「脅し文句」だったのでしょう。

あなたが支払ってしまった12万円は、法的に支払う義務があったとは考えにくく、本来は支払う必要のなかったお金である可能性が高いです。

今後の対応として一番大切なことは、もし万が一、裁判所から「訴状」や「支払督促」といった正式な書類が郵便で届いた場合には、絶対に無視をしないことです。
無視してしまうと、相手の言い分が一方的に認められてしまう危険があります。その際は、すぐに私たちのような弁護士にご相談ください。

しかし現時点では、相手からのDMなどには一切反応せず、引き続き関わらないようにするのが最善です。あなたは何も悪いことをしていない可能性が高いのですから、過度に思い悩まず、もしもの時だけ冷静に対応すれば大丈夫です。