メルカリで意図的な中古偽物詐欺刑事告訴可能ですか?

メルカリでダイヤ付きのペンダントを購入しました。 正規品と書かれ鑑定書もあったので安心して購入しましたが、一ヶ月後、ある知らない人から連絡が来ました。 もしかしてXXの販売者からダイヤのペンダントを購入しましたか?私もそのモデルを購入しましたが、先ほど鑑定を受けに行ったら、純正品(元からダイヤのついたモデル)ではなく、ダイヤのないモデルにアフターつまり師弟でダイヤを取り付けたモデルだそうです。 もしかして同じ被害に遭ったのかと思って連絡しました」と話しました。->私が販売者に残したレビューを見て私に連絡

それで私も確認してみたら、ペンダントは本物でしたが、アフターダイヤでした。 つまり、安価なダイヤのないモデルを購入した後、アフターでダイヤを取り付けて、元のダイヤモデルように高く販売したのです。 この状況で刑事告訴になる要件を見てみると

1. 商品説明に「確かに正規品、鑑定済み製品、元々ははるかに高い製品なのに安く売る」、有名な販売店で購入しました などが書かれています。 ->意図的欺瞞

2. 被害者が私一人だけでなく今連絡来た人を含めて少なくとも2人以上 -> 常習

3. 販売コメントの中でダイヤモデルの販売コメントは削除します
->証拠隠滅の疑い (既にキャプチャー完了。)

4. < 極めて重要証拠>私の推理では この人がダイヤがない正規品を買ってダイヤをアフターで付けたとしたらきっと元々正規品を購買した所があると推定してあらゆる中古販売サイトを捜してその製品を捜し出しました。
前面にはダイヤが付着しているかどうかで区別がつきませんが、裏面の刻印、傷、亀裂などが本当に完璧に同じです。(AI鑑定も同じ)裏面は完璧に同じだがダイヤはないモデルでした。 XX販売者は、このダイヤのないものを購入して、ダイヤを付けた可能性が非常に高いと思います。

このような状況ですが、相手の故意性を立証して詐欺罪刑事告訴される可能性が高いでしょうか? 特に4番の証拠のためにこの販売者は単純に知らなかったと言えないと思いますし、ダイヤモデルの購入証明ができなければ確実な詐欺罪だと思います。

詐欺事件による刑事告訴が可能か否かは、最も重要な要件である「故意」の立証が出来るか否かにかかっています。
相手方がアフター加工された商品を純正品と偽っていたとしても、相手方自身もその商品が純正品であると誤信していた可能性が残る場合には、詐欺罪の立件は困難です。

特に、相手方が第三者から商品を購入していた場合、その時点で既にアフター加工がされていた商品であれば、販売者がアフター加工の事実を認識していなかったと主張する余地が生まれてしまいます。
このような可能性が排除できない限り、故意の立証にはハードルがあるといえるでしょう。

もっとも、相手方は、商品を「有名な販売店で購入した」とのことですので、その販売店がアフター加工をしたり、仕入時にアフター加工済みの商品であることを見抜くことができなかったりしたといったことは通常は想定しにくいことから、かかる記載は、販売者自身がアフター加工をしたという可能性を高める事情ではないかと思います。

さらに、鑑定書が添付されていることや、商品の裏面の状態などが別の廉価な商品と一致しているといった客観的な事情を総合的に考慮すると、販売者がアフター加工の事実を認識していた可能性はそれなりに高く、詐欺の故意を疑わせる状況があるように思います。

他にも同様の被害者がいる場合は、弁護士に共同で依頼して刑事告訴を行うことによって、証拠価値が高まり、また、弁護士費用の面においても分担が可能となるため、現実的な対応策として有効です。

ありがとうございます!告訴する際に提出する証拠の中でアフターダイヤという証拠は鑑定機関の鑑定結果や大型買取店の査定結果などで十分ですか? 個人としては加害者の購買ルートなど個人情報まで把握することが不可能で全ての証拠を提出することが難しいです😓

刑事告訴の段階では、それらの資料があれば十分だと思います。

ありがとうございます!