親子間の金銭トラブル解決に弁護士の介入は可能か?
先日家族が亡くなりました。
その時の病院代は私が払い、火葬代やもろもろの経費など母が払いました。
全てが終わり落ちついた時に、合計金額を割って2人で支払おうと話しになりました。
何日か経ったあと母から連絡があり、火葬代等を全て請求されたので、一緒に支払う話しはどうなったの?と返事をしましたが全く聞いてもらえずの状況でした。
普通に話し合いをしたいだけなのですが、家族グループチャットで罵詈雑言を浴びせられて話し合いが出来る状況ではないので、第三者を間に入れて解決したいのですが、親子間のトラブルは弁護士の方に入って頂くことは難しいのでしょうか?
一度、弁護士事務所の方に問い合わせをしたところ親子間の金銭トラブルは難しいと言われてしまいました。
前にも似たようなことがあり、職場に連絡をしてきたりとトラウマがあるので、第三者の方を間に入れたいのですが、何か解決策はありますか?
弁護士の得意不得意はあるでしょうが、親子間だからといって介入できないわけではありません。ただ、法律の専門家ではあっても、カウンセラーではないので、解決できるのは金銭面だけとドライに考えておいた方がいいかも知れません。
親族関係調整調停という制度があります。
家庭裁判所の調停委員が間に入って、話し合いをしてくれます。
この方法であれば、弁護士費用が掛からないので、第三者に入ってもらう方法として最もリーズナブルだと思います。
また、お亡くなりになったご家族の財産について遺産分割を行う必要があり、あなたとお母様が相続人の場合は、遺産分割についての話し合いの中で、火葬費用等の負担についても調整できる可能性があります。
弁護士の介入は可能です。金銭面での分担の話も含め、相続においてもトラブルとなる可能性が考えられるため、弁護士を入れた上で話し合いをすることも検討されて良いでしょう。