高校時の小説類似問題で今後の法的リスクは?
大学3年です。
(時期は正確には覚えていないのですが)高校2年のときに、著作権侵害に該当することをしてしまいました。
pixivというサイトに投稿されていた他の人が書いた小説のストーリーに似た小説を書いて、投稿してしまいました。
具体的には、他人が書いた小説を読んで、そのストーリーと似た話を書いて、知恵袋というサイトに投稿してしまいました。
その投稿は削除したかは定かではありませんが、検索しても見当たらなかったので、削除した可能性はあります。
また、一字一句同じというわけではなく、文章は変えましたが、ストーリーがよく似ています。
当時その小説が非常に印象に残り、それで似たものを書いてしまいました。
最近になってこの事を思い出し、調べたら「著作権侵害に該当する」と出てきて、不安になりました。
今まで、このことで何かトラブル(刑事・民事上の責任に問われる、など)になったことはありません。
また、私は当時文芸部に所属しており、部誌にその小説を掲載しました。
そこで、3点質問があります。
①これは著作権侵害に該当しますか?
②今後、なにか刑事・民事上の責任に問われる可能性はありますか?
③今回の場合、著作権侵害が考えられると思うのですが、刑事・民事の時効はいつですか?
①内容次第ですが、他人の小説を参考に、似た内容のものを書いて公開した場合、著作権侵害に該当する可能性があります。
②可能性はゼロではありませんが、元の小説がプロの作品等ではなく、またご自身が投稿・公開した範囲も限定的かつ非商用で、現在検索等でも出てこないとのことなので、刑事上の責任を問われる可能性はまずありません。民事上の責任(損害賠償責任)についても可能性は低く、また責任が認められるとしても賠償額は少額にとどまると思われます。
③著作権侵害の刑事の時効(公訴時効)は犯行が終わってから7年、民事の時効は権利者が権利行使できることを知ってから3年または行為のときから20年です。
上記のとおり、責任を問われることはまずないと思われますので、過度にご心配される必要はないでしょう。