市役所面接での個人情報保護法違反の可能性と対応策
市役所の面接において、既卒であるにも関わらず、現時点での卒業論文の進捗(進捗も何も執筆を終えて卒業している)を質問されたり、実際には働いたことがない企業(仮にA社とする)で働いているという前提のもとで、質問がなされたりしました。
単なる面接官の勘違いの可能性もありますが、面接官の机上に他の候補者の資料も混在していた可能性があり、そうなると個人情報保護法第23条に定める適切な措置がなされていないのではないかと感じます。また、仮に私と実在する人物を混同していた場合、A社で働いている人物が面接を受けにきていると間接的に私に漏らしていることにもなり、第27条にも抵触するのではないかと思います。
市役所は現時点で面接官へのヒアリングなどの措置を取っていません。
【質問1】
個人情報に関する問題には触れず、「失礼だ」という文脈で市役所側に指摘した場合、市役所側は個人情報に関する法的な問題までは意識しませんか。
【質問2】
第23条に照らし合わせ、市役所側の管理不備を問うことはできますか。単なる面接官のヒューマンエラーとして処理される可能性が高いですか。
【質問3】
第23条、第27条ともに、恐れがある程度では、相手方(市役所)に具体的な対応を求められないのでしょうか。
お気持ちはよくわかります。詳しい事情がわからないので、一般論として回答できるところだけ、ご対応いたしますと、客観的証拠が不可欠です。ただ、何らかの手立てはあるかもしれません。どうしても不安であれば、この手の問題に精通した弁護士等に、ネットではなく直接相談されるのが良いと思われます。良い解決になりますよう祈念しております。