交際相手への貸付金200万円、詐欺立証の可能性は?
およそ半年、10回以上にわたって交際相手にお金を貸しました。総額は200万円ほどです。
「必ず返す」「毎月〇日に〇万円ずつ返す」という言葉を信じて貸しました。特に最初は額も小さく、「今日中にどうしても必要で」と夕方になって言われたため深くは聞かずに振込みました。
その後も少しづつ貸付を頼まれ、その度に必ず返すよう話はしていました。理由は「消費者金融完済したけど利息の催促が怖いから」「督促が来た」など具体的に言うこともあれば「とにかく必要で」「これで支払い最後だから」などはぐらかされることも多かったです。また次第にそういったやり取りはメッセージではなく対面・口頭でするようになり、会えば要求され断っても本当に最後、今月は返せるから、などと言われ信じてしまいました。(今思うと証拠を残さないためだったのでしょうか…)
約束通り返ってくることはなく、2回ほど返したと思ったら翌日に返済額以上の金額を要求されて意味がありません。渡しに行く、と言いながら持ってこないことも多く振込は全然されず。
後になって知ったのですが最初に貸した頃から休職しており、給料が十分に入る状態ではなかったようです。また、「これで他の借金は返し終わってお前に返すだけになるから」という言葉も信じて貸してしまいましたが実際は借金は無くならず、給料日後に振り込まずギャンブルに行っていたこともありました。ギャンブル常連であることは知りませんでしたが相当通っているらしく、今となってはほぼそこですったのだろうと思います。返済予定日前日にもお金を要求されその月の返済は当然されず、後日その前日にギャンブルに行っていたことが発覚したこともあります。
返済能力がない・見込めないのに「返すから」と貸付を要求されていた可能性があること、実際には返さず浪費していた・浪費して返せなくなったことが許せません。ただ、直後にすぐまた借りたとはいえ返済があったのも事実です。
やはり詐欺として立証するのは難しいでしょうか。
※回収に関しての民事手続きは進めており、貸付であることがわかるメッセージ、口座情報と振込明細、休職していた期間に関する証言は持っています。
詐欺のようなやり方、善意につけ込むような手口が許せず、難しいのは承知のうえで可能なら被害申告をしたいです。
個人的には詐欺にあたるように思いますが、実際のところ詐欺として立証・立件されることは難しいと考えます。
というのも、貸金など民事の外観がある場合、捜査機関はなかなか動いてくれません。
全く返すつもりがなかったということを明らかにすることは難しいためです。
回答ありがとうございます。
やはりそうですよね…返されなくて、となるとどうしても民事になってしまう印象です。
「実際は返済能力がなかった」と突きたいですが個人では証明も難しいですよね。ギャンブルで浪費した場合も「返すつもりはあったが返せなくなった」として認められるのでしょうか?
本当に難しいことは承知の上で、実現可能性は問わず「これが証明できれば・こういった証拠があれば少しは可能性が高まるかもしれない」という事柄がありましたら教えていただきたいです。
むしろダメだった例(体験談)しかありません。
この手の事案に関して、個人的に捜査機関を頼らないと決めたほどです。
>直後にすぐまた借りたとはいえ返済があったのも事実です。
体感としては、一度でも返済実績があれば、捜査機関は問答無用で詐欺罪での立件の可能性を否定しにかかる印象です。特に本件では、休職している=再就職して収入を得る可能性が否定できない、ということでなおさら困難でしょう。
例えばこれが、「今関わっている会社のM&Aが終わったら報酬が入るから」という理由で金銭を出させ、実際にはそのような仲介業務など一切かかわっておらず、借りたお金でFX取引に手を出し自転車操業をしていたような場合は、詐欺の立件の可能性は充分出てくると思います。
法の線引きがしっかりしているが故のデメリットですね…
断る余地を与えない、返済や真実を織り交ぜて違法性を指摘しにくくする、関係性を利用して対面でやりとりすることで文面を証拠に残さないなど、悪質なやり方の面からも捜査・立件できるようになればありがたいのですが。
もしくは財産がなければ逃げることができてしまう、という状況をつぶしたいですね…