タレント写真集のレビュー内容が侮辱罪に該当するか

Question

僕はタレントさんの写真集をブログでレビューしています。

お尻がエロいなどのワードを入れていたところ、相手のファンから侮辱だ!!と言われました。

また、使っているブログが アダルト作品が多いブログな事もあり、性的な目で見ている!!など不快だとコメントもきました。

アダルトブログでやっている理由は、アフィリエイト…表紙が少し露出が多いと別のブログではアダルト判定が出ちゃうので、アダルトOKのブログにて投稿していることを説明しましたが、相手は事務所に報告するとも言っています。

お尻がエロいなどのワードは、侮辱罪になるのでしょうか?

井上 祐司 弁護士 · Accepted Answer

どのような写真集であるかがまず重要だと思います。
例えば、若い女性タレントが様々な衣装で撮影したイメージ写真集であるとして、その写真が、体のパーツの一部を強調するような写真をコンテンツとして載せている場合、それを引用して「お尻がエロい」と表現したとしても、それはそのような反応を予定した商品の売り方をしている以上、「当該タレントの名誉感情を害するから侮辱だ」という主張はなかなか一般の理解を得ることが難しいでしょう。

これに対して、アスリートや著名人などが通常の業務として立っている、座っている写真について、ことさらに体のパーツを強調するような掲載の仕方にして「お尻がエロい」と表現すれば、そのような意図でない被写体にとっては侮辱ととらえられる可能性は充分考えられると思います。

泉 亮介 弁護士 · Answer

写真集の性質にもよりますが、可能性はあり得るでしょう。ただ、実際に所属事務所等が動く可能性は低いように思われます。