PR動画での著作権侵害リスクは?
トレーディングカードゲームのカードを入れて飾れるケースのようなものを製造して販売しようと思っています。製品自体には他者の著作権を侵害するようなデザインはありません。
製品のPRにあたり動画投稿サイトに使い方動画をアップロードしたいのですが市販されているカードを使って動画を作製した場合、自ずとカードのデザインが動画内に映ってしまいます。
カードゲーム各社の著作権ガイドラインを確認すると営利目的でない場合のみ動画投稿サイトへの投稿が許可されるとの文言が多いように感じますがこういったケースは著作権侵害およびガイドライン違反に該当してしまうのでしょうか。
また、著作権侵害に対する法的対応は権利者次第ではあると思いますが
前例を見た際に損害賠償請求や告訴などにいきなり発展してしまったケースはあるのでしょうか。
それともコンテンツの差し止め請求などの軽微な対応からはじまることが一般的なのでしょうか。
ご助言いただけますと幸いです。
著作権侵害に該当すると考えられます。
いわゆる付随対象著作物の利用に該当した場合には著作権侵害となりませんが、ご質問の内容を前提とすると、カードを飾るケースとのことなので、必然的にカード自体も動画内ではっきりと映ってしまうと思われ、付随するものとは言えないと考えられます。
したがって、他社のカードの使用は控えることをお勧めします。
著作権侵害に対する法的対応は、まず内容証明郵便などで使用の差止等を請求するのが一般的ですが、権利者次第です。
動画投稿サイトの運営会社に通報されて、アカウント停止(いわゆるBAN)となる場合もあります。
ご回答いただきありがとうございます。
内容承知いたしました。
注意して運用しようと思います。