養育費支払い要求の信憑性確認と適切な対応策は?
子の進学の際は養育費について協議すると言う話でした。進学しているなら4月に連絡があるはずですが連絡はありませんでした。相手の電話番号が変更になっているためこちらから連絡先することはありません。
5月に入って相手の弁護士を通して『大学に進学しました。養育費の支払いお願いします。』といった郵便物が届きましたが協議は一切行われておりません。相手の言動には信用がないため弁護士に連絡し進学しているなら証明が欲しいと伝えました。
弁護士は高圧的な口調で送ればいいのですねと言って電話を切りました。数日後、学生証の写真コピーが送られてきましたがボカシ加工をしたのか文字が見えません。あえて見えないようにしているとも捉えられます。
この状態では在学が確認できません。
どういった対応するのが望ましいでしょうか?
今回、弁護士事務所を通しての書類に虚隠と思わせるような加工がなされていたため、次回の書類にも信用できません。加工された写真を送ることを事務所も承認の上郵送してきたという解釈でいいのでしょうか?
写真コピー現物を確認しないと何とも言えないところがありますが、(学校ごとに書類の名称は異なり得るものの、)在学の証明が必要であれば、「在学証明書」などを学生課等で発行してもらい、それを証明資料にするというのが一般的であるように思います。在学証明書原本の送付を要請してみてはいかがでしょうか。
在学を確認すれば支払う、というご意向であるならば、在学証明書や学費・入学金の案内に関して学校が発行した文書、学校名が入ったシラバス等、証明する方法は数多くあります。
もっとも、ご質問のような場合、そもそも大学・大学院の進学にあたりいつを終期として養育費を支払うか、について、明確な合意が出来ていないケースも実際には多く見受けられます。この場合、進学したから払え、と言われても、直ちに納得できない場合もあるでしょう。
その場合は、先方からの調停申立を行わせる方がよい場合もあるでしょう。