労働条件にはない自動車の運転業務について
職場の新たな配属先で、業務中の移動手段として社用車の運転の可能性があることがわかりました。
履歴書には自動車免許を持っている旨を記載しましたが、最後に運転したのは何年も前で、運転中に体調不良を起こすことがあり、家族に途中から代行を頼むことがあったくらいなので、あくまで形式上のものとして免許取得済みの旨を書いたつもりでした。
労働条件として自動車の運転が必須であると明示されたことは過去に一度もなく、どの程度運転できるかのすり合わせが行われたこともありませんし、あればその時に自分から運転できない旨を伝えておりました。
こんなことになるくらいなら免許があることを履歴書には書かずに隠せばよかったのではないかと思いますが、持っているはずの自動車免許を持っていないと主張するのは問題にならないのでしょうか。
また、現在は可能性があるというだけの段階ですが、体調面や安全面で不安があるのに運転を強要した、あるいはされた場合、問題にはならないのでしょうか。
お困りのことと存じます。お悩みのことと存じます。詳しい事情がわからないので、一般論として回答できるところだけ、ご対応いたしますと、付随業務として含まれる可能性が高いです。自動車運転は絶対一切しないという合意があれば別です。ただ、何らかの手立てはあるかもしれません。法的責任をきちんと追及されたい場合には、労働法にかなり詳しく、上記に関係した法理等にも通じた弁護士等に相談し、法的に正確に分析してもらい、今後の対応を検討するべきです。弁護士への直接相談が良いと思います。なぜならば、法的にきちんと解明するために、良い知恵を得るには必要だからです。良い解決になりますよう祈念しております。