グレー又は違法の副業を解約したいが利用規約違反で違約金発生の可能性がある

LINEの副業を紹介されて一旦は電子契約書に同意して始めようとしましたが、後にこの副業はグレーもしくは違法ではないのか?との懸念が生じ解約しようとしたところ、利用規約に「一度も実践されないうちに解約した場合は利用規約違反となり違約金が発生する可能性があります」との文言がLINEに表示されておりました。

こちらとしてはグレーもしくは違法の可能性があるため解約したいのですが、先方の注意書きには利用規約違反になるため違約金を支払う事となります、との記載があるのでこちらとしてはどのように対処すれば良いのかわかりません。

仮に利用規約違反になるにしても世間ではグレーもしくは違法になる可能性があるため、違約金まで支払って解約する必要があるのか?また支払ったら違法の可能性のある副業を行う業者を金銭的に助長する事になりはしないか?という疑問があります。

ワンオネスト法律事務所の弁護士の吉岡一誠と申します。
記載いただいた内容だけでは、どのような業者で、どのような店がグレーまたは違法であるかが判然としないのですが、詐欺業者など阿漕な業者の場合には登録者の離脱を防ぐ目的で脅しとして「違約金」という言葉を振り回しているだけで、実際には請求してこない例も多いので、一度無料相談を利用するなどして弁護士に相談をしたうえで、問題なさそうなら違約金を支払うことなくシャットアウトするという対応で良いかと思います。