マンション退去時の補修費用、妥当性と交渉の可能性
先日、マンションの立ち会いに管理会社の方と行ったのですが、水栓取替55000円.小窓サンギ補修3000円と言われました。
水栓取替に55000円は妥当な金額なのでしょうか?経年劣化もあるため補修額を大家側と半分にするは可能でしょうか?また、小窓のサンギ補修については入居時からビス穴が空いており入居した当日に写真を撮っていたとですが立ち会いに来た管理会社の人に説明しても補修費用の中に組み込まれてしまいました。この入居時の写真の効力はないのでしょうか? また、退去時に退去補修費用について納得が行っていかなかったのですが今日中に用紙にサインをしなければならないと言われサインをしてしまいました。まだ、補修費は振り込んでいないのですがまだ、補修費を改めていただくことはできるのでしょうか? もし、補修費が減額されない場合入居時に加入していた火災保険の利用をすることは可能でしょうか? よろしくお願いします
【水栓取替について】
55,000円が水栓取替費用全額であるのであれば不当請求に当たると考えます。
なぜなら、水栓取替費用をたくま様が負担しなければならなかったとしても、水栓の経過年数を考慮しなければならないからです。
この点を、水栓の耐用年数は10年とされておりますので、最後に取り替えてから退去までに何年経っているかに応じて、請求金額は減額されるべき(その分は大家さんが負担するべき)ということになります。
【サンギ補修について】
補修の原因が入居時からあったビス穴なのであれば、たくま様が補修費用を負担する必要はないと考えます。
なぜなら、たくま様の故意過失に基づく損耗ではないからです。
この主張をするために、入居時の写真が重要になってきます。写真に入居時の日付等が残っていれば証拠としての価値が高いです。
【用紙にサインしてしまったことについて】
この点については、仮にサインしてしまったとしても、事情を説明して本意ではなかったとして、改めて修繕費用について話し合いを持ちかけることは可能です。
【火災保険の適用について】
たくま様が入られてる火災保険の内容が分からないので、正確なところはわかりませんが、
一般的に火災保険の対象は建物です。ドアや床の補修であれば建物の補修として適用されると思いますが、水栓やサンギは建物ではなく、設備として扱われるかと存じますので、火災保険の適用はないのではないかと考えます。
火災保険の内容をご確認いただけますと幸いです。
以上回答させていただきます。
ありがとうございます。参考に話を進めさせていただきます。また、質問させていただくことがあると思います。よろしくお願いします