セクハラを受けたと会社に訴えられています

25年3月に退職した女性(20代元部下)から私がセクハラをしたと会社側に訴えられています。元々精神的に不安定な方で会社も認知しています(身障者ではありません)。悩みや不満があるとすぐ相談に来る方で、拘束される時間と周囲の目を気にし仕事終わりに一度会って話をしました。その際車で送迎しました。
それ以降も私の事をあだ名で呼んだり休みの日に仕事の相談をして来たりしていましたが、勤務態度に問題があり指摘したところ号泣して事務所を飛び出し、その後体調不良で1ヶ月休職しそのまま退職しました。
休職する際に私と仕事終わりに会ったことを会社に報告し会社から事実確認等を受けました。顧問弁護士の判断含め「軽率な行動だがセクハラには該当しない」として厳重注意を受けました。その会社の対応に納得出来ないとして、最近になって「触られた」「執拗に誘われた」と事実にない事を訴えているようです(この内容は当初本人も否定していたことです)。
さらに当社の顧客や従業員にも触れ回っているようで、その話を聞いた顧客の買上げは激減し、噂話が広がっているようで職場環境も悪化しています。
自分の行動が軽率だったと反省していますが、事実確認がないまま会社の判断が覆ることはあるでしょうか?また、一部事実が含まれるとして彼女の行動は名誉毀損に当たるでしょうか?
専門家の方の見解を伺えればと思い投稿させていただきました。

お困りのことと存じます。お悩みのことと存じます。本件は法律相談になりえます。詳しい事情がわからないので、一般論として回答できるところだけ、ご対応いたしますと、前提として、環境型セクハラには該当する可能性はあります。ただ、元社員の方の言動等は、違法になる可能性はあります。実害があれば、損害賠償請求できる可能性はあります。ただ、請求額通りが法的に認められるとは限らないです。損害賠償請求は可能ですが、損害との因果関係の立証が容易ではないと思われます。客観的証拠が不可欠です。まずは会社によく相談なさってくださいね。本件は、法的に正確に分析すべき事案です。素人判断は大いに危険です。法的責任をきちんと追及されたい場合には、労働法にかなり詳しく、上記に関係した法理等にも通じた弁護士等に相談し、法的に正確に分析してもらい、今後の対応を検討するべきです。弁護士への直接相談が良いと思います。なぜならば、法的にきちんと解明するために、良い知恵を得るには必要だからです。良い解決になりますよう祈念しております。