パワハラ解決方法希望

今年の2月、会社に新しく経験豊富な同僚が入社しました。
その方と一緒に仕事をするようになってから、私の経験不足や言語面での不安もあり、彼女の態度は非常に冷たく、苛立ちを隠さないようになりました。
私が自分の理解に自信がなく、仕事内容を確認しようとしても、仕事に関する明確な返答をしてもらえず、代わりに責めるような口調で接されることが多くなりました。次第にエスカレートし、無理に残業をさせられるようになりました。
その影響で、私は出勤することに強い不安を感じるようになり、彼女の声を聞くだけで喉が詰まるような窒息感を覚えるようになりました。
ある日、彼女から厳しく叱責された直後、強い吐き気を感じ、39度の高熱が出ました。翌日病院に行ったところ、「軽度のうつ症状」があると診断され、すぐに休養を取るよう勧められました。
この件については、自分で社長に報告するつもりでしたが、彼女が私より先に社長に伝えてしまいました。私は自分で伝える意志を示していたにも関わらず、翌日には会社から「もう出社しなくていい」と言われ、事実上の退職となりました。
自分が職場でパワハラを受けているのか、正直どう判断すればいいのか分からなくて悩んでいます。しかし現在も、彼女や会社での出来事を思い出してしまい、うまく眠れず、心身ともに安定した休養が取れない状態が続いています。
私は今、専門的なサポートが必要だと感じています。

ハラスメントとなり得るかと思われます。また,会社からもう出社しなくていいという形で解雇のような扱いを受けたとのことですが,この点についても不当解雇等に該当する可能性があるでしょう。

診断書や通院の履歴,LINE等の文字でのやり取りなどがあればそれらは全部保存しておき,弁護士に相談されると良いかと思われます。

お悩みのことと存じます。お困りのことと存じます。詳しい事情がわからないので、一般論として回答できるところだけ、ご対応いたしますね。

職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対し、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。パワハラの事案は、証拠などをもとにしながら、直接具体的なお話をお伺いして、法的に正確に分析する必要があります。本件の言動が、これらに該当するかどうか、証拠に基づいて、子細な分析と慎重な対応が必要です。客観的証拠が不可欠です。

まずは会社によく相談なさってくださいね。使用者に求めることができる措置は、事実関係の調査、パワハラ防止の社内方針の明確化と周知・啓発、相談体制の整備、労働者へのケアや再発防止等です。

実害があれば、損害賠償請求できる可能性はあります。ただ、請求額通りが法的に認められるとは限らないです。損害賠償請求は可能ですが、損害との因果関係の立証が容易ではないと思われます。法的責任をきちんと追及されたい場合には、労働法にかなり詳しく、上記に関係した法理等にも通じた弁護士等に相談し、法的に正確に分析してもらい、今後の対応を検討するべきです。弁護士への直接相談が良いと思います。なぜならば、法的にきちんと解明するために、良い知恵を得るには必要だからです。良い解決になりますよう祈念しております。