上司が残業制限を無視、体調悪化で再休職、賠償請求可能か

下記事案について、会社へ賠償を求めることはできるでしょうか。

休職から復職しました。復職してからは、産業医より残業時間の制限を受けて勤務をするよう指導を受けていました。労働条件は産業医意見書に記載され、上長など関係者に確認された上で書面へ押印をされます。
しかし、上長より残業時間の制限を無視したマネジメントを受け、体調を崩し、再度休職となりました。
ある月では、残業時間制限が15時間のところ、30時間を超えて勤務する業務を指示されていました。業務は増えるだけで、減らすなどの配慮はありませんでした。また、他に対応できる者がいないような、特殊な技能を求められる業務の指示を出されるなど、マネジメントに問題を感じています。
定期的に人事部、産業医と面談する機会があり、そこで問題提起しても改善はありませんでした。

具体的な事実関係が定かでないため明言は致しかねますが、休職時・休職後のご相談者様の体調などの状況を把握しながら、過重な業務を課した場合には、安全配慮義務に違反すると判断される可能性も想定されます。
一度、労働法を扱う弁護士にご相談されることがよいと存じます。