合唱団退団に伴う法外な費用請求への支払い義務は?

年長から11年間、息子が合唱団に入り歌の指導にお世話になりました。しかし、私(父)の遠方転勤が決まり、練習会場までの送迎の問題や単身赴任による経済的な事情も考えて退団を申し出ました。しかし、団の責任者から『これまでの特別な指導に関して、今後も継続して頂けることを前提として本来必要な費用を請求せず、他の団員の団費を使用して支援をしていた。途中で責任を放棄して退団するのであれば、その費用を負担いただくことになる』と法外な費用を請求されました(3桁万円)。上記の内容については、規約や契約書など存在せず、押印やサインなどで何かを交わしたことは一切ありません。先方の主張は、『これまでの適宜の連絡(メール)時に、上記内容(特別な支援)は再三書いてきており、それを了承しているから通って来ていたんでしょ?』というスタンスです。『息子が辞めることになると、合唱のパートの構成が崩れるので、他のメンバーが迷惑をする。その迷惑をかけないよう誠意を見せろ』という主張です。それが出来ないならば、これまでの特別に支援していた費用を請求する、というこの理論は到底納得のいくものではなく、そのような規定もない中で、『メールに書いていた中で通って来ていた=こういう場合を了承していた』という話も馬鹿げていると思うのですが、いかがでしょうか。我が家としては、父親の単身赴任というこれまでにない生活の変化が発生するこのタイミングで、大好きではありますが、やむを得ず退団せざるを得ない、と判断してのことなのですが、この法外な請求に対しての支払い義務はありますでしょうか。ご教示頂けますと幸いです。よろしくお願いします。

ご記載内容を一読した印象としては、相手方の請求にはかなり無理があるのではないかと思われます。
メール等による合意形成というのが相手方の根拠なのだとすれば、そのメールのやり取りによる具体的合意の成否、今回の請求額との合理的な結びつきなどを検討する必要があると考えられます。

弁護士に個別に相談するなどして、今後の方針を検討した方がよいように思います。