自分で記録した騒音の立証能力
騒音の程度に関する証拠を残すために、
(1)自宅においてスマホで録音した生音
(2)自宅において騒音計で記録した数値(デシベル)
を何回か記録しましたが、十分でしょうか?
とくに(2)につきましては、「専門業者ではない自分による記録なので、だめだ」と判断されないでしょうか?【相談1】
また、「そもそも、自宅か」とも判断されないでしょうか?【相談2】
よろしくお願いします。
撮り方や出し方にもよるかと思いますが、心配であれば、スマホの録画機能を利用して映像とともに録音して映像の中に騒音計で記録している映像を含めるのは如何でしょうか。
ご参考にしてください。
ありがとうございます。それで、
「専門業者」による測定ではなく「(素人である)本人」による測定なので却下、といった可能性はどの程度でしょうか?
判例はありますか?
騒音についての某サイトに以下の記載がありました。心配です。
「騒音というものは、資格を持った人が、ちゃんと検定にパスした騒音計で測って初めて、裁判のときの証拠価値になる。無資格の人が、その辺で買った適当な測定器で測っても、何の価値もありません」
証拠評価の問題ですので証拠を却下されることはないかと思います。証拠の評価として本人よりも第三者かつ専門家の信用性が高いのは確かです。ただ、この種の事案ですと、私もまずは住民がとった録音などを出して、裁判所が専門家の必要があるとした場合は追加で専門家にして貰うなどの対応をしています。その方が、裁判所がどの点に疑問をもったのか明らかとなり専門家に依頼しやすいからです。なお、判例については前記のとおり却下にはならないのでありません。ご参考にしてください。
ありがとうございます。※一番確認したかったポイントです。確認させてください。
裁判所は、「(これでは不十分なので)専門家によるものを提出せよ」などと、或る意味セカンドチャンスをくれることもあるのですね?