配偶者からのDVで安全かつ経済的に離婚する方法は?

配偶者(妻)から身体的、経済的DVを受けています。
現在も同居中で、妻は無職です。
(働きに出ようとしません。)
住宅ローンがあり、私が負担しています。
貯蓄はありません。

すぐにでも別居→離婚をしたいのですが、
自宅を出た後の住宅ローンの支払い義務が続くこと、自身の生活費に加えて、妻の生活費(婚姻費用)も負担しなければならない可能性があることを考えると、経済的に厳しく、なかなか離婚に踏み出せません。

妻を自宅から出したいですが、
暴れることを考えると出ていってということは言えません。

安全を確保したうえで、スムーズかつ経済的な方法で離婚したいのですが、現実的ではないでしょうか?

まず、離婚理由としてのDVの証拠を集めないと裁判にもつれ込んでも離婚できません。写真、動画、録音、診断書などをかき集める事をおすすめします。また、一回きりではシラを切られるので、複数回(できれば異なる時期のものを最低10個くらい)は集めないと裁判所に信用されない可能性があります。

次に「経済的」という点ですが、こちらは婚姻費用分担制度がある以上、基本的には諦めざるを得ません。
ご自身が家を出られるのであれば、ローンは支払わないことにして切り捨てるというのも念頭におかねばならないでしょう。

お気持ちはお察ししますが、上記の決断が不可欠と考えますので、そのうえでどうするかをお考え下さい。
なお、急場の住処は、DVの証拠が得られるならばシェルターの利用を検討されるのも一案です。長居はできない+荷物の持ち込みには限りがありますが、生活の立て直しには有用です。