非看護親との面会交流後の子供への対応と離婚理由の説明方法について
非看護親との面会交流後の子供(小学生)への対応と、離婚理由の子供への説明についてです。
現在、面会交流を月一回程度、子供の福祉を最優先にという調停取り決めの元、行っています。
面会後、子供から、寂しいと泣かれます。
また会いに行きたいということなのですが、その理由だけで回数を増やしてもよいのでしょうか?
話を聞くと、夜ふかしなど、生活の乱れが心配です。
また、離婚理由の子供への説明について、一般的に非看護親の悪口は言わない、と言われていますが、
非看護親から暴言を浴びたり、今までにされたひどいこと(それらにより生活の継続が困難になり、離婚に至った)
というのは、悪口ではなく事実なので、非看護親からこういうことをされたから、今に至るということを子供に話してもよいのでしょうか?
子供からしたら、悪口に聞こえてしまうでしょうか。
>また会いに行きたいということなのですが、その理由だけで回数を増やしてもよいのでしょうか?
→ お子様の年齢やお子様一人で会いに行ける距離か等も踏まえる必要があろうかと存じますご、お子様が非監護親と会う回数が増えることを望んでいるのであれば、面会交流の回数を増やす方向で検討してみることも十分あり得る選択肢かと思います。
お子さんも人格を有する一人の人間であり、年齢なりに感情や情緒を有しています。非監護親との面会後には多かれ少なかれ、感情•情緒の揺らぎが見られることとあろうさかと思います。
いきなり増やし過ぎてしまうことには監護親としても対応仕切れないところもあるかと思いますので、無理なく可能な範囲でお子さんの意向も踏まえつつ、面会の回数•頻度を増やしてみることを検討してみる方法もあろうかと思います(お子様の成長度合いに応じ、お子様自らの考えで非監護親に会いに行くケースもありますので)。
>離婚理由の子供への説明について、悪口ではなく事実なので、非看護親からこういうことをされたから、今に至るということを子供に話してもよいのでしょうか?子供からしたら、悪口に聞こえてしまうでしょうか。
→ 悪口かどうかという視点よりも、そのことを非監護親から聞かされたお子さんにどのような影響を与え得るかという視点で考えてみてはどうでしょうか。
お子さんなりに、両親と一緒に暮らせない状況を受け止めつつ、日々暮らしているのだと思います(お子さんとしては、その原因を正確に理解することは難しいかもしれませんが、両親と一緒に暮らすことができなくなったという結果としての現実は、監護親•非監護親が考えているよりも、よく理解しているのかもしれません)。
お子様に聞かれる等して、いつか一緒に暮らせなくなったことを説明する必要が生じるときが来ることもあろうかと思いますが、お子様の年齢や成長度合い等も踏まえつつ、お子様が受け止め切れるか、お子様の悩みを深めてしまわないか等の影響も意識しながら対応なさってみてください。