祖父の家の相続問題、母の住居確保をどうするか相談したい

2018年に祖母が他界、(祖父、父)は22年ほど前に他界 現在祖父の残した家に母が住み続けています。認知症の祖母はずっと入院していたので、祖母の面倒、家の手入れは母がしてきました。預貯金は数百万円ほど、土地、家屋の評価額も地方都市なので1000万円にもみたない状況です。母に相続の権利はありません。当方としては当初は土地、家屋を相続、預貯金を叔父、叔母と考えていたのですが、父の兄弟に相談したところ 土地、家屋の名義を3等分したいと申し入れがあり、それは難しいと考えております。
1.不動産を手放して3等分
2.土地、家屋を叔父、叔母、預貯金を受け取る
3. 全部を叔父、叔母へ譲渡する、下名は放棄する
どれも選択可能なのか?その場合、母のすぐ出ていく必要があるのか??
アドバイスして頂きたく、宜しくお願い致します。

実家は宮城県です。

いずれもの分割方法も相続人全員が同意すれば可能です。
お母様については、いわゆる配偶者居住権や配偶者短期居住権は成立しないので、直ちに退去しなければならないということになりそうですが、他の法的構成や交渉によりそのような事態を防ぐことは可能かと思います。

回答ありがとうございます。
全員が同意しない場合は調停?になりますか?
放棄に期限はありますか?
他の法的構成とは?
無知ですみませんがよろしくお願いします

一人でも同意しない場合、遺産分割は成立しませんので、家庭裁判所に調停の申立てをしなくてはなりません。
また、相続放棄は、相続開始を知ったときから3か月以内に家庭裁判所でしなくてはなりませんので、現時点ではできません。ただし、遺産分割協議の中で、特定の相続人については遺産を取得しないというような内容で合意することはできますし、その場合は期限もありません。
それから、お母様の居住については、これまでの経緯や事実関係が明らかでないので確実なことは申し上げられませんが、例えば使用貸借契約(無償で居住できる契約)が相続人との間で成立していたと主張することもあり得ます。