祖父の遺産の開示方法と不当利益返還請求および損害賠償

祖父が亡くなり、遺留分侵害で調停をしています。

そこで相手方から提出された財産目録を頼りに、口座の取引履歴の開示請求を行いました。
銀行によっては、祖父が認知症になって金銭の管理ができなくなってから数百万・数千万円のお金が一括でどこかに送金されている口座が複数見つかりました。
しかし、銀行から送金先については開示できないと言われました。

また、銀行によっては取引終了の手続き(相続人の1人が行っていた)が完了しているので、「相続人であっても取引履歴を開示できない」と言われました。

もし、このお金が不当利得であれば、不当利益返還請求と損害賠償を求めたいと考えています。

質問1:送金先を開示してもらう方法はありますでしょうか?
質問2:取引履歴を開示してくれない銀行に対しての対処法はありますでしょうか?
質問3:損害賠償の一般的な相場と額を上げる方法(損害賠償の理由)はありますでしょうか?

裁判所に、銀行に対する調査嘱託を申し立てられることを検討ください。
調査嘱託とは、裁判所が必要な調査を委託し、これで得た調査報告を証拠資料とする手続を指します(家事事件手続法258条1項、同法62条)。

詳細は最寄りの法律事務所で相談いただければと思われます。

西浦様、ありがとうございました。
検討してみます。