弁護士の経験不足からくる対応の悪さと解除料について
2024年夏に2億を超える相続案件について絶縁済みの叔母と、代襲相続人となった私と妹の3名争うことになり、弁護士と契約を結び依頼しました。契約は着手金などがなく、月額5.5万の料金となり3年程度経つと上限があるような料金設定です。
ネットで探して選んだ事務所で出てきた弁護士は司法修習がおわって数ヶ月の新人(そのような自己紹介もなく、あとから調べて判明。ボス弁と2人のチェーン弁護士事務所)に担当されています。
相続について経験が乏しい上にリーガルスタッフが不出来で、下記のようなエピソードから不信感があります。
①初回面談以後、弁護士からの連絡は一度もなし。毎回リーガルスタッフのメールのみ。2回目の面談は契約後8ヶ月経過してから。銀行取引履歴や不動産査定など財産調査はすべてこちらでやったものしかなく、財産目録は弁護士が調査したものはひとつもない。
②進展があれば共有するよう指示していたが、相続を争う相手である叔母の弁護士受任通知について、24年9月に受け取っていたにも関わらず連絡もなく、10月、12月にそれぞれ受任通知が来ていないかリーガルスタッフに確認したところ『連絡はない』と嘘をつく。メールのCCに担当弁護士も入っていたが無視。
②認知症の祖母を施設に入れてから相続人である叔母が祖母の口座から10年で3000万以上引き出すなど使途不明金が明らかにあるが、弁護士からはそのお金を引き出した人がわからないしそれを証明しないと使途不明金は相続財産として見なされないと発言。
③本件においては被相続人である祖母がなくなってからしばらくそれを知らなかったのに、急に電話で『相続税を払ってください。期日は死亡日から10ヶ月だと国税に電話してききました』と弁護士が言う。実際には死亡を知った日から10ヶ月のはず。初回相談時にこれから代襲相続人になる自分たちがやるべきことについて尋ねたのに相続税について言わなかったのは『弁護士業務の範囲でないから』と明言。知識不足と事実誤認が甚だしい。
このようなケースで不安があり、セカンドオピニオンでほかの弁護士事務所をたずねると事態の異常さが浮き彫りになりました。
契約解除をしたいのですが、解約料30万と月額利用料5.5×8ヶ月44万の計70万かかるといわれています。
8ヶ月の中でこの弁護士が調査や請求をやってくれたことはほとんどなく、相手方の受任通知が来ていないと5ヶ月間嘘をつかれて物事を遅延させています。このような状況でも全額払わないといけないのでしょうか。
紛議調停も検討していますが、時間がかかるのが嫌で、まず弁護士と交渉できるものなのかご教示いただけましたら幸いです。
なんとなくどこの事務所か予想できてしまうようなしますが…
残念ながらここまで拗れるとこれは紛議調停マターな気がします…
交渉すること自体は特に禁止等されていませんが、契約書の記載等を理由に交渉が妥結に至らない可能性があることも視野に入れておくべきでしょう(委任契約書の内容を他の弁護士に直接見てもらい、アドバイスをもらうのが望ましいように思います)。
なお、以下の点にもご留意下さい。
•認知症の祖母に関する使途不明金の不当利得返還請求等も検討するのであれば、かかりつけの病院や施設等から、祖母の認知能力や財産管理能力等に関する診断書、カルテ、看護サマリー、介護認定等の医療•看護•介護関係資料、施設代•入院代等の領収書や明細等を取り付けておくべきかと思いますが、時間が経過するにつれ、保管期間切れ等で入手できない資料が出てきてしまうおそれがあるかと思いますのでご留意下さい。
•ご投稿内容からは、遺産分割を交渉で進めるつもりなのか、調停を申立てて家庭裁判所での調停で進めるつもりなのか定かではありませんが、いずれの場合にも交渉ないし調停を実質的に開始してからも解決までに相当の期間を要することは念頭に置いておくべきでしょう。
•相続税の申告期限までに遺産分割が成立するに至らなかった場合でも、未分割を前提に相続税の申告をしておく必要があります。叔母と絶縁状態とのことなので、相続税の申告でも協力し合うことが難しい場合には、別々に税理士に依頼する等して相続税の申告を検討すべきかもしれません。その場合、あなたの負担すべき相続税もそれなりの金額になる可能性がありますが、期限までに納税資金のご用意が可能かも検討しておくべき事項といえます。
紛議調停も検討していますが、時間がかかるのが嫌で、まず弁護士と交渉できるものなのかご教示いただけましたら幸いです。
弁護士は、事件が途中で終了した場合、やった事件処理に応じて費用を清算する必要があります。
相手は弁護士なので、紛議調停等でなければ解決しない可能性が高いと思います。
弁護士に面談で詳しい事情を話して相談された方がよいと思います。
匿名A先生、清水先生、高島先生、コメントありがとうございました。これから現在契約中の弁護士の上司等と話し合い、納得いかなければ紛議調停を行いたいと思います。