賃貸契約終了による引越し費用の負担軽減策について

賃貸を借りて10年ほど住んでいます。
取り壊しにより契約満了時の更新はしないという通知が来ました。
突然の引越しにより金銭的にな負担が生じることとなり困っています。
敷金の返却をしてもらう等で、できるだけお金を回収したいのですがお知恵をお貸しいただけないでしょうか。
2025年7月中旬までの契約となっています。
早期に新たな賃貸を探して引っ越してしまいたいと思っています。

取り壊しの理由として、
通知書には次のように書かれています。

築35年以上の経過し、ひどく老朽化し、耐震不足による地震等での倒壊の恐れがあるため建物を取り壊さなくてはならない状況となっております。

取り壊しだからと言って賃貸借は当全員解約できません。

リフォームで補強できず、居住の安全に問題があれば別ですが。

ですので、普通に立ち退き請求と同様に、立ち退きを拒否し、それに対して相手が一定の保証金などを払う意向を示せば交渉という流れでしょう。

一般的な賃貸借契約を締結されている場合,貸主は自由に契約更新しないことは認められず,借地借家法という法律で,貸主側に正当事由がないと更新拒絶ができないと定められています。

ご相談の件では,まず,締結されている賃貸借契約がこの借地借家法の適用を受ける契約かが問題となります。そして,その場合に,「築35年以上経過し,ひどく老朽化している」という点が正当事由に当たるか,が問題になります。
一般論としては,築35年経過しているというのみでは容易に正当事由は認められませんので,交渉の余地はあるように思われます。

具体的な交渉方法については,賃貸借契約書,建物の外観写真等を準備の上,弁護士にご相談いただくことをお勧めします。