無職で身元引受人になるリスク
叔父がこれから利用する有料老人ホームから、入居にあたり連帯保証人を書類に記入するように言われました。
叔父の姉(私の母)がまず名乗り上げましたが、高齢のため私も名を連ねる必要があるとの事です。
私は無職です。ホームの支配人は、「無職でも構わない」と言いました。私は、叔父が入居できるために必要なら名を連ねても構わないのですが、私の主人が、「叔父さんがお金を払えなくなったら、あなたが代わりに払うんだよ。できるの?」と心配しています。
ホームの支配人からは、「叔父さんには成年後見を付ける予定だと伺っていますから、後見人が決まったら、身元引受人から受話器さんが退けば問題ありませんよ。叔父さんの相続財産を売れば金額的に問題ないでしょう」と言っています。その説明を聞いた叔父の姉(私の母)も、「受話器には迷惑をかけたくないから金銭的な事は心配しないで」と言います。
しかし、自分で調べると、後見人は叔父の金銭を管理する人であって、身元引受人(連帯保証人)にはなれないとありました。
私は、身元引受人となっても大丈夫だと主人に安心してもらうことはできますか?
匿名A弁護士様ありがとうございました。
その有料老人ホームには叔父の母もお世話になりました。ホームの支配人は、叔父が持っている土地・建物の価値は既に叔父の母の入居の時に知っているという点で、私に心配いらないと言っているようです。
ご相談ありがとうございます。
結論的には安心していただくことは難しいです。
根本的に、連帯保証人は叔父さんが有料老人ホームに負う債務の一切を保証することになりますし、途中で辞めれることが確約されている立場でもないです。
ご主人の不安はもっともかと思います。それをカバーしようと思ったら、事前に叔父さんの財産がいくらあるのか確認し、ホームに対し、どの程度の費用が発生しかねないのか、それらの計算を行うことが最低限かと思います。
それでも叔父さんがホーム入所中に誰かをケガさせてしまう等の突発的な事態があれば、やはりあなたに責任が来ることになりかねません。