夫の不倫相手への慰謝料請求と会社退職要求の妥当性は?

夫が会社の既婚女性とW不倫しました。
私も職場は違うけど同じ会社に勤めています。
期間2024.7~2025.1 不貞行為を認めています。
両夫婦共離婚はしない。

私から口頭で慰謝料請求100万と会社を辞めてほしいと伝えました。
相手側からは発端は夫な為、慰謝料請求200万、会社は辞めないと言われました。
この金額は両者妥当なものでしょうか?
私は会社が同じなので相手女性とも面識があるし、精神的にも参っていて
相手には会社を辞めてもらいたいです。
法的にはできないみたいですが。。。
私が一番苦しんでいるのに相手の方が慰謝料が高くなるのでしょうか?
このような場合、弁護士にお願いした方がいいのでしょうか?

詳細事情が不明ではあるのですが、A(貴方)、B(貴方の夫)、C(不貞相手)、D(Cの夫)とした場合、原則として不貞当事者BCの責任割合は半々なので、A→Cの請求権とD→Bの請求権の金額は同程度となるでしょう。【相手側からは発端は夫な為、慰謝料請求200万、会社は辞めないと言われました。】ということで、これがCの発言なのであれば、本来の請求権者はDなので、趣旨がよくわからないところです。確かに、主導性の有無・程度によっては不貞当事者の一方の責任が他方より大きくなることはあり得ますが、発端がBであったという程度の事情ではBが主導的であったと直ちには評価されないと思われます。
なお、Aからの法的なアプローチによって、Cに会社を辞めてもらうというのは難しいでしょう。

相手側の慰謝料と会社を辞めない(辞めさせない)発言は相手のご主人の意見を相手女性より聞きました。
会社を辞めさせることができない場合、こちらの慰謝料を増やして相手より多く貰うことは可能でしょうか?

先程の回答のとおり、不貞当事者BCの責任割合は原則として半々なので、Cの主導性や悪質性を証拠によって立証できない限りは、【こちらの慰謝料を増やして相手より多く貰うこと】はできないと思われます。

夫と相手女性の責任割合が原則半々ということは、相手側の200万を減額することは可能ということでしょうか?

減額を求めることは可能でしょう。ただ、結果として、A→C請求額=D→B請求額となるので、相殺により双方回収できないということになるでしょう。

なんとか相手よりも優位に立ちたいのですが。。。
同じ会社なので、これからも精神的苦痛を味わうと思うと辛いです。