企業による不当解雇の交渉長期化、訴訟への切り替え時期は?

労働問題で交渉中です。
不当解雇です。

原告 解雇された私
被告 パワハラ企業

双方に弁護士がついております。
しかし被告側のレスポンスがとても悪く、
1回目の返信に3ヶ月もかかっております。
今2回目の返信を待ちです。

原告の私の弁護士は
"こんなに返答に苦戦するのは、裁判になると被告企業は負け戦になるので今、出来る限りの抵抗をすべく、解雇理由を必死に考えていることだろう"
と。

年俸1700万円の正社員です。

【質問1】
セカンドオピニオンとして教えて下さい。

もう、交渉は切り上げて、訴訟に踏み込んだ方が良いですね?
交渉を長引かせる、こんなケースは多いでしょうか?

【質問2】
つまり、辞めて欲しいと思っているが、高額の解決金の提案ができないために提案を出来ず、交渉を長引かせれば、そのうち、生活のために次の仕事を自分で決めると思っているのでしょうか?

【質問3】
復職をさせないために、被告の弁護士も、負け戦で、こういう長引かせる戦略アドバイスを被告企業にすることもあるのですか? 解雇者は生活のために転職をするしかないので。

以上、アドバイスをよろしくお願いいたします。

【質問1】セカンドオピニオンとして教えて下さい。もう、交渉は切り上げて、訴訟に踏み込んだ方が良いですね?交渉を長引かせる、こんなケースは多いでしょうか?

【回答1】おそらく、交渉を続けてもこちらに良い譲歩案が相手方から出てくる可能性は、極めて低いですから、訴訟や労働審判に踏み切るタイミングであると思います。交渉を継続するメリットがあるとは思えません。

【質問2】つまり、辞めて欲しいと思っているが、高額の解決金の提案ができないために提案を出来ず、交渉を長引かせれば、そのうち、生活のために次の仕事を自分で決めると思っているのでしょうか?

【回答2】先方としては、こちら側の訴訟や労働審判の提起待ちではないでしょうか。

【質問3】復職をさせないために、被告の弁護士も、負け戦で、こういう長引かせる戦略アドバイスを被告企業にすることもあるのですか? 解雇者は生活のために転職をするしかないので。
【回答3】すべての当事者が戦略的に振る舞うわけではありません。「負け戦」というのもこちら側の見立てに過ぎませんので、それを前提に先方が振る舞うわけでもありません。きちんと、法的手続きに移行した場合の勝敗のリスクを計算して、「負け戦になるから交渉で解決した方がよい」と合理的に振る舞う人ばかりであれば、もっと、訴訟や労働審判は少なくなると思います。「長引かせる戦略」を取っているわけではなく、会社側として解決金の提示をする意向がないことから、相手方の弁護士としても会社側の意向に応ぜざるを得ないという場合もあります。

とても親身の回答をありがとうございました。

冷たい回答の弁護士の方も多いのですが、鈴木先生の回答は経験談に基づき、重い実があり、あたたかいです。