解雇後のバックペイ請求と退職金交渉の適切な方法は？

Question

介解雇の労働問題で会社と交渉中です。

ブラック企業なため、
今後やり取りも面倒なので
復職ではなく退職として
終わりにしたいのですが、
バックペイは
解雇された日から和解の日までを請求すれば良いのでしょうか？
退職金的に少し上乗せのお願いする交渉はアリでしょうか？

Answer 1

一般的には、バックペイは解雇日から和解日の金額になります。
上乗せの交渉をしてみてもよいのですが、会社が応じることはあまり多くありません。

バックペイは解雇日から不当解雇であることが確定した時期なので、ご質問の場合、和解した日になると思います。
交渉自体は問題ないと思いますが、バックペイは就労の意思があることが前提になっているので、形式的にはあくまで会社に戻りたいという意思は放棄しないようにしたほうがよいと思います。

【質問１】解雇の労働問題で会社と交渉中です。ブラック企業なため、今後やり取りも面倒なので復職ではなく退職として終わりにしたいのですが、バックペイは
解雇された日から和解の日までを請求すれば良いのでしょうか？退職金的に少し上乗せのお願いする交渉はアリでしょうか？

【回答１】バックペイは、解雇日から和解が成立した日までの賃金のことを言います。解雇が無効の場合には、本来、復職できるにもかかわらず、復職せずに合意退職をすることになるわけですから、「将来働けたはずの利益」を放棄することになります。ですから、その部分の対価として数ヶ月分を上乗せすることがあります。もっとも、会社ががその提案に簡単には乗ってこないと思います。

会社としても、解雇が無効になる可能性が高いと判断すれば、労働審判や訴訟になることを回避するために、バックペイ＋+αで合意退職をさせる道を選択するかもしれませんが、ブラック企業であるとなれば、そのような案に簡単に乗ってくるとは思われません。労働審判や訴訟などの法的措置を講じて、その手続きの中で敗訴濃厚になら無い限りは、そのような案には乗ってこないのではないかと思います。