フローリングコーティング施工のトラブルについて対応方法を教えください

昨年12月、自宅のフローリングのコーティングしようとコーティング会社に作業を依頼しました。

<ワックスの完全剥離>
HP用にワックスを完全剥離すると記載してあります。完全剥離しないと剥がれなどの原因になるとのことです。
しかし、実際に施工した部分をみると施工箇所前面にワックスが残っているような状況見た目も悪いです。
施工業者にコーティングを一度、全部剥がし、ワックスを完全剥離してから再度コーティングをしてほしいと依頼しましたが、溶剤が高く赤字になり、こちらも生活が懸かっているので出来ないといわれておりますが、それば完全に向うの都合であり納得できません。

<過剰な削りによる損害>
フローリングが一部痛んでいましたのでコーティング前に補修も依頼しておりました。
傷補修作業中に施工業者がフローリングを削りすぎ、下地が露出しました。明らかに補修を超えた損傷と認識しており、補修前の状態への復旧が必要だと考えていますが、業者は「補修費用の返金をするので自分で対応してください」としています。しかし、当初予定していた補修以前に、施工中にフローリングを損傷させられたのです。その損傷部分も治さずに、返金するからそちらで対応してくださいというのは問題ではないか

【質問】
1.本来依頼した施工の結果になっておりませんので、コーティングを全て剥がし、ワックスを完全剥離してから再度コーティングを依頼したいのですが、この主張は問題ありませんでしょうか。

2.過剰な削りによる損害ですが、返金するからやらないではなく、少なくとも現状復旧させる義務はないのでしょうか。

1.については、それが法律上「瑕疵」と評価できるかという難しい問題が前提にあります。新しい板に張り替えではないワックスの塗り直し作業にすぎないため、求められる品質が標準を満たさないとの評価が難しい点です。つまり実際に使用していないフローリングにおいてワックス塗り直しをするわけではないので、そのフローリングの使用期間にともなう劣化や使用方法、程度に伴う傷みなど具体的な板のあった状態に照らし、ワックスの塗り直し結果が標準品質を満たしているかどうか客観的評価が極めて難しいという点です。仮にその問題点をクリアした場合、その料金で一旦その作業を請け負っている事実があった以上、全てワックスを剥がして完全剥離と再コーティングの作業において過大な費用がかかるとの立証は難しいところと思いますので、瑕疵修補請求は可能だと思われます。2.については、元の板の状態も踏まえて補修に必要な範囲以上の削り過ぎという作業結果として問題があるとの客観的評価があるとの前提で回答します。まずフローリング板の再調達を必要とするレベルの場合にはより問題は深刻で、瑕疵修補請求に対してその修繕に過大な費用がかかるという判断で(瑕疵修補はできないので)返金すると業者が言っているのが客観的に正しい場合は瑕疵修補請求はできません。ただ瑕疵修補請求ができなくても、他の業者に修繕を依頼する前提での損害賠償請求は可能です。問題はその請求できる金額です。修繕において全く同一の板であることという不可能を要求できませんので、その部分の類似色の板を準備する費用およびまたワックスの塗り直し費用まで請求できたとしてもワックスの塗り直しはその修理部分のみとなります。つまり、板の色が違う以上、ワックスの全面塗り直しができたとしてもその修理結果の見栄えは良くないかもしれませんが金額的にはそこまでとなります。仮に奇跡的に同じ色の板が見つかったとしてもその部分のみのワックス塗り直し費用となり、全面の塗り直しとなると自己負担となります。つまり請求できる費用について見栄えという点での完全回復結果は期待できないということになります。見栄えの点だけでいえば、むしろ不足した部分においてパテ埋めで板を交換する違和感より軽減するなど修理方法を検討するという法律問題の外で解決するのがいいかもしれません。

以上から、1.2.ともに「瑕疵」があるとの立証ができる場合に限りますが、同じ業者に塗り直しを要請しても同じ程度の品質結果になることが強く推認される以上、1.はその業者に塗り直しを要請するよりは、契約解除に基づく返金および損害賠償、2.は損害賠償請求し、1.2.とも別の業者にまとめて依頼する方が良いかもしれません。

ご連絡ありがとうございます。
本件、私の書き方がわかりにくく申し訳ございません。
今回の作業はフローリングにワックスではなく全く別の溶剤のガラスコーティングをし、傷や汚れから保護することも目的としたものとなります。ガラスコーティングは下処理としてフローリングに塗ってあるワックスを完全に剥離してガラスコーティングをする必要があります。
施工業者のHP上にもそのワックス剥離の重要性はしっかり記載されております。
その下処理のワックス剥離が重要で、ワックスが残った状態でガラスコーティングをしても本来のガラスコーティングの耐用年数より短くなったり、ガラスコーティングがはがれる原因にもなります。またワックスが残った状態でガラスコーティングがされているので見た目も良くないです。
上記から、施工業者に一度コーティングしたガラスコーティング全て剥がし、ワックスを完全剥離してから再度ガラスコーティングを求めたいと思っています。
何卒、よろしくお願いいたします。