暴行被害後の加害者対応と示談交渉のタイミングは?

先月、業務中に酒に酔った外国籍の男に暴行され骨折を伴う全治4週間の怪我、それに併せてptsdを発症してしまいました。私は一切反撃せず、一方的に暴行を受けた被害者になります。

時間からちょうど1ヶ月経った昨日、加害者は警察から取り調べを受け送致されるか判断されるらしいのですが、相手が弁護士等を入れていない場合このまま何も連絡が無いまま判決等が下るのでしょうか?

また、加害者が示談の交渉等を持ち掛けてくる場合はどの辺りのタイミングになるのでしょうか?

事件後、仕事にも復帰できず金銭的に非常にストレスを抱えているため、被害者である私に何もアクションが無いまま事が進んでいることにとてもモヤモヤするため質問させて頂きました。

宜しくお願い致します。

示談交渉のタイミングについては加害者の資力や当該刑事事件の見通し等にもよりますのでいつからという明確な基準があるわけではありませんし,もちろん示談の申入れをしないということもあり得ます。
 本件は警察による被疑者取調が行われて送致される段階とのことですので,ちょうど,示談交渉を申入れるつもりがあるのであれば,捜査機関を通じて連絡を取ってくるタイミングかと思います。
 刑事手続の進行状況については被害者側から積極的に問い合わせなければ捜査機関が主体的に被害者に教えてくれるというものでもありませんし,特に捜査段階では捜査状況の全てを教えてくれるというわけでもありません。
 ただ,検察官が事件処理をするにあたっておそらく一度は被害者であるあなたのお話(事件の詳細以外にも,たとえばあなたの処罰感情など)を聞くために事情聴取の機会があると思いますので,その際に検察官に本件の見通しなどを聞いてみるとよいと思います。
 また,治療費や慰謝料等の請求については刑事事件における示談申入れによるもののほか,民事事件として別途請求することも考えられますので,こちらもご検討いただくとよいかと思います。