誹謗中傷メッセージの法的対応と開示請求の可能性について
SNSでイラストを描いて投稿しているのですが、マシュマロなどの匿名メッセージサービスで「筆を折れ」や「絵を描くのをやめろ」などのメッセージを貰うことがあります。
こういった言葉は誹謗中傷にあたるのでしょうか?
また、開示請求は通る可能性は高いのでしょうか?
ご意見いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
メッセージの仕様上一対一の通信である場合には発信者情報開示請求を利用することができないため,送信者を特定できない場合もあると思います。創作活動をしている方はお書きのような誹謗中傷を受けることが多いですが,この種事案の多くは読者よりも同業者など近い立場の人である場合も少なくないようです。何か方法がないかを含め,一度,弁護士へ直接相談されてもよいと思います。
公開のアカウントでご自身とわかる形でそのような投稿がされている場合、名誉感情の侵害となり得るかと思われますが、マシュマロなどは基本的に個人間のやり取りとなるため、プロバイダ責任制限法上の開示手続きの利用は難しいでしょう。
ただ、弁護士会照会により開示を行なっている場合もあるため、開示をご検討であれば弁護士は個別にご相談されると良いでしょう。