配信者への批判コメントで開示請求される可能性は?

好き嫌い.comについてです。先日とある配信者さんの欄で数件コメントしました。以下大体の内容です
・(その配信者さんの発言について)どうしてそのような行動や発言をしてしまうのか理解できない
・このような行動を取ってることに対してファンはどう思ってるの?
・このような行動、発言をしてどうしたかったの?
・そんなに自分の行動で何か変えたかったのなら別の方法でよかったのでは?

これらの発言といった内容の書き込みを行いました。
今思えばすごく過激な言葉や差別発言はしてないものの、それでも良くなかったと大変反省しております。
上記の書き込みは開示請求訴訟されるのでしょうか?もしされる確率が高い場合どのくらい掛かるのでしょうか、無知ゆえ教えていただけると幸いです。

お書きの内容そのままであれば、不当な権利侵害には該当しない批判的言論の域を出ないように思われます。批判的言論が広く発信者情報開示請求の対象となることは批判コメントの萎縮に繋がり表現の自由を不当に侵害することになるため、批判的なコメントであっても発信者情報開示請求が認められないと考えられる事案は多いです。

川添弁護士、丁寧な返答ありがとうございます。そうなんですね、正直どこからがただの批判的意見で、どこからが情報開示請求に至れる意見なのかのライン(激しい誹謗中傷や差別はアウトだとわかりますが)があまりよくわかっておらず、私が書き込んだ内容でも受け取り手が不快に思って行動すれば情報開示請求に至れるものだとばかり思っていたので、知れてよかったです…。

ご記載の内容からすると,単なる意見感想の範疇であり,権利侵害性までは認められないかと思われます。明確にどこからが権利侵害の認められるラインと決まっているわけではないため,個別に考える必要がありますが,批判と誹謗中傷は別のものであり,批判,否定的な内容だからと言って権利侵害が認められるというわけではありません。

泉弁護士、ご回答ありがとうございます。
なるほど、私の書き込んだ内容では概ね誹謗中傷やそれによる開示請求などには至らない範疇なんですね。無知な人間からするとどうしても批判も受け取り手次第で誹謗中傷と認定されどうとでもなってしまうのかと不安だったので少し安心しました。