復職後の成功率や報復人事の事例について教えてください
地位確認の審判です。
年明けに、
解雇無効となり、
復職をしようと思いますが。
【質問1】
復職の成功例は少ないです?
逆恨みの報復人事に遭うこともありますか?
大きな解雇事件で復職をされた例とかありますでしょうか?
解雇無効の事件をした後に再度弁護士のもとに来られる方は当職の経験上はあまりありません。
あまり他の方の例にこだわられることなく、せっかく勝ち取られた解雇無効なのですから、他者の目を気にせず、胸を張って勤務されるのがよいと思います。
会社からすれば、後味が悪いことには変わりませんが、通常の会社であれば、法的に見て解雇が認められなかった以上、以後の対応については注意されることの方が多く、嫌がらせのようなことをしてさらに紛争化することは避けると思います。正攻法で解雇が認められないことに業をにやして、心理的な追い込みにより精神疾患による失職を狙うような会社もなきにしもあらずですが、そのような会社であれば、いたずらに在籍してこころをすり減らすより、経歴として有利に使って転職することも選択肢に入れる方が建設的だと考えます。
辻村先生
ご丁寧な勇気づけられる回答をありがとうございます。
ココナラや弁護士ドットコムで検索すると
多くの弁護士が
「復職すると報復を受けます」
「復職はやめて転職をしなさい」
などとおっしゃっており、
解決金で退職を勧めており。
こういう辻村幸宏先生のような優しい明るい先生がいてくださると
復職を前向きに考えられます。
検索してみても、復職にポジティブなお考えの弁護士の方は、辻村幸宏先生か、影山博英先生か、倉田勲先生くらいで。
介護の問題があり、近くに通える今の会社は、嫌がらせを受けても魅力があり。
仲良しのスタッフも多いですし。
復職して、頑張ってみようと思います。
本当にありがとうございました。
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辻村 幸宏弁護士
大阪府 > 大阪市北区
解雇無効の事件をした後に再度弁護士のもとに来られる方は当職の経験上はあまりありません。
あまり他の方の例にこだわられることなく、せっかく勝ち取られた解雇無効なのですから、他者の目を気にせず、胸を張って勤務されるのがよいと思います。
会社からすれば、後味が悪いことには変わりませんが、通常の会社であれば、法的に見て解雇が認められなかった以上、以後の対応については注意されることの方が多く、嫌がらせのようなことをしてさらに紛争化することは避けると思います。
ありがとうございます。
報復の可能性を示したり、転職を進めるアドバイスをされた方も経験に基づきおっしゃっているものと思います。
実際にそのような話もあるのだと思いますが、そのようなアドバイスは解雇無効の結果が出た後にしても特に意味はなく、復職する以上はネガティブな可能性に囚われて勤務するよりも胸を張って働き、自分に選択権があるという考えでいるほうがよほど建設的だと考えています。
そういうマインドシフトをするだけで、無用なストレスを避けて働くことができますし、仮に辞める場合であっても自分の意思決定だと自信が持てるからです。
実際に憂き目に遭った場合には、こんな会社こちらから願い下げ、とばかりに辞めればいいと思います。